【2027年版】雛人形の相場はいくら?予算別の選び方と2026年から見るトレンド

雛人形を購入したいけれど、「相場はいくらくらい?」「どの価格帯を選べば後悔しない?」と悩むご家庭は多いのではないでしょうか。

雛人形の価格帯は、3万円台で購入できるシンプルなものから、100万円を超える豪華な段飾りまで幅広くあります。だからこそ、価格だけで判断するのではなく、飾る場所やデザイン、品質、毎年飾り続けたいと思えるかどうかを考えながら選ぶことが大切です。

この記事では、2026年の販売傾向をもとに、2027年のお節句の雛人形選びで知っておきたい相場感を解説します。予算別の特徴や、近年人気のコンパクト雛人形の種類別相場もご紹介しますので、ご家庭に合う雛人形選びの参考にしてください。

2027年お節句に向けた雛人形購入、予算の目安はどのくらい?

雛人形の購入予算は、一般的には5万円〜25万円前後を目安に考えるご家庭が多い傾向にあります。もちろん、3万円台で選べるものもあれば、素材や作りにこだわった25万円以上の商品もあり、価格帯は非常に幅広いです。

大切なのは、「安いか高いか」だけで決めるのではなく、ご家庭にとって納得できるバランスを見つけることです。

たとえば、マンションやアパートにお住まいの場合は、飾るスペースや収納場所を考えて、親王飾やコンパクトな五人飾を選ぶ方が増えています。価格帯としては、5万円前後から品質とデザインのバランスの取れた商品が見つけやすくなる傾向があります。

お子さまの初節句にふさわしい上質さを大切にしながら、現代の暮らしに合うサイズ感を選ぶことが、2027年の雛人形選びでも大切なポイントです。

近年の雛人形相場はどう変化している?2026年版最新トレンドを解説

2026年の販売傾向を見ると、雛人形は「大きく豪華なもの」だけでなく、「コンパクトで上質なもの」を選ぶ流れがより強まっています。

特に人気を集めているのは、横幅40〜60cmほどで飾りやすい親王飾や五人飾です。住宅事情の変化により、リビングや棚の上にも飾りやすく、片付けや収納もしやすい雛人形への関心が高まっています。このようなコンパクト雛人形は、5万円〜25万円前後がひとつの中心価格帯です。

また、近年は「できるだけ安く買いたい」というよりも、「せっかくの初節句だから、品質やデザインに納得して選びたい」というご家庭が増えています。職人の手仕事を感じられるもの、衣装やお顔に愛着を持てるものは、毎年飾る楽しみにつながります。

さらに、木のぬくもりを感じる飾り台や、和モダンなお部屋にも馴染む色合いなど、インテリア性も重要な判断材料になっています

価格帯ごとの特徴を解説!予算に合わせて選ぶ雛人形

雛人形選びで迷ったときは、まず予算帯ごとの特徴を知ることから始めると選びやすくなります。

3〜5万円帯

3〜5万円帯は、雛人形全体の中では比較的手に取りやすい価格帯です。本格的な作りや付属品の充実度を求める場合、選択肢は限られますが、お人形と飾り台を組み合わせたシンプルな親王飾であれば見つけられることもあります。

「飾るスペースがかなり限られている」「小さく飾れるものを探したい」というご家庭に向いています。

ただし、衣装の素材や仕上げ、屏風やお道具までしっかりこだわりたい場合は、もう少し予算を広げて検討すると選択肢が増えます。

5〜10万円帯

5〜10万円帯は、親王飾を中心に選択肢が広がる価格帯です。特に8万円を超えてくると、衣装や屏風、飾り台のデザインにこだわった商品も増えてきます。

木目込み人形の場合は、コンパクトながらも丁寧な作りを感じられるものが多く、現代の住まいに合う雛人形を探している方にもおすすめです。

「できるだけ予算は抑えたいけれど、安っぽく見えるものは避けたい」「かわいらしさと上質感の両方を大切にしたい」というご家庭に選ばれやすい価格帯です。

10〜15万円帯

10〜15万円帯になると、三人官女が付いた五人飾の選択肢が増えてきます。
五人飾は、親王飾に次いで人気のある種類で、コンパクトさを保ちながら、ひな祭りらしい華やかさを楽しめるのが魅力です。

近年は、親王飾と大きく変わらないサイズ感で飾れる五人飾も増えています。
リビングの棚やチェストの上に飾りたいご家庭にも取り入れやすいでしょう。

また、親王飾でも、衣装や素材によりこだわった上質な商品が選べる価格帯です。品質, デザイン, 華やかさ, コンパクトさのバランスを重視したい方におすすめです。

15〜25万円帯

15〜25万円帯では、三人官女に加えて五人囃子が付いた十人飾の選択肢が増えてきます。人数が増えることで、飾ったときの華やかさやお祝い感がぐっと高まります。

近年は、段飾りでありながら棚や机の上にも飾りやすいコンパクトな商品も増えています。昔ながらの豪華さを感じつつ、現代の住まいに無理なく取り入れられる点が魅力です。

また、親王飾の場合は、有名作家が手掛けたものや、素材・仕上げにさらにこだわった商品も選択肢に入ります。予算をある程度確保しながら、品質や見た目の美しさにもこだわりたいご家庭に向いています。

25万円以上

25万円以上になると、十五人飾の選択肢が増えてきます。三人官女、五人囃子、随身、仕丁まで揃った段飾りは、雛人形本来の華やかさをしっかり楽しめる本格的な飾りです。

人数が多い分、飾ったときの存在感は大きく、「これぞひな祭り」と感じられる華やかな空間を演出できます。
比較的スペースに余裕があり、伝統的な雛飾りを大切にしたいご家庭におすすめです。

素材や仕上げ、工芸技術にこだわりぬいた逸品は時を重ねても色褪せない魅力を放ちます。

【2026年版】コンパクト雛人形の種類別の相場一覧

雛人形の相場を大きく左右するのは、人形の種類と人数です。親王飾、五人飾、十人飾、十五人飾のように人数が増えるほど、使用する材料や制作工程も増えるため、価格は上がる傾向にあります。

一方で、近年は人数が多くてもコンパクトに飾れる商品が増えています。そのため、「華やかさはほしいけれど、大きすぎるものは避けたい」というご家庭でも選びやすくなっています。

以下は、そんな近年人気のコンパクト雛人形を種類別に見た相場の目安です。

種類木目込み人形の相場衣装着人形の相場特徴
親王飾
(2人)
8万〜12万円10万〜15万円最も人気の高い種類。コンパクトながら雛人形らしさを楽しめる
五人飾
(5人)
11万〜15万円15万〜25万円三人官女が加わり、より華やかな印象に
十人飾
(10人)
18万〜24万円20万〜30万円五人囃子が加わり、ひな祭りらしい華やかさが高まる
十五人飾
(15人)
25万〜30万円商品により幅あり登場人物が揃い、豪華で本格的な段飾りを楽しめる
収納飾
ケース飾り
親王飾:5万〜12万円
五人飾:10万〜25万円
商品により幅あり収納時にまとめたいご家庭は収納飾、ペットを飼っているご家庭等はケース飾が人気

親王飾は、飾りやすさと価格のバランスがよく、初めて雛人形を選ぶご家庭にも人気です。五人飾以上になると、華やかさが増し、ひな祭りらしい雰囲気をより楽しめます。

雛人形の相場はどう決まる?価格を左右する3つのポイント

雛人形の価格が大きく異なる理由は、主に「人形の種類と人数」「素材や職人の技術力」「付属品の内容」の3つです。

まず、人形の人数が多くなるほど、材料や制作にかかる時間が増えるため価格は上がります。親王飾より五人飾、五人飾より十人飾の方が高くなりやすいのはこのためです。

また、木目込み人形と衣装着人形の違いによっても価格は変わります。
木目込み人形は、桐の粉)を固めた胴体に溝(筋)を掘り、その溝に布地を木目込んで仕上げる人形です。一方、衣装着人形は布を一枚一枚着せ付けて仕上げるため、使用する布地の量が多く、製作工程も複雑になります。そのため、一般的には木目込み人形よりも衣装着人形の方が高価になる傾向があります。

次に、素材や職人の技術力も価格に影響します。上質な布地、繊細な刺繍など、職人の丁寧な手仕事が多く加わるほど、仕上がりの美しさや特別感が高まります。有名作家が手掛けた雛人形も、価格が高くなる傾向があります。

さらに、飾り台や屏風、雪洞、花飾り、菱台などの付属品の数や品質も重要です。近年は、あえて付属品を絞り、すっきりと飾れる仕様の商品も増えています。華やかに揃えるか、シンプルに飾るかによって、必要な予算は変わります。

【2026年実績】ふらここの販売動向から見る人気の価格帯と相場感

2026年のふらここの販売動向では、「8万〜12万円」と「12万〜25万円」の2つの価格帯に人気が集まる傾向が見られました。

8万〜12万円帯は、「品質にはこだわりたいけれど、予算はできるだけ抑えたい」というご家庭に選ばれやすい価格帯です。特に親王飾は、コンパクトで飾りやすく、お顔や衣装のかわいらしさも楽しめるため、初めて雛人形を購入する方から支持されています。

一方、12万〜25万円帯は、「大切な初節句だから、華やかで長く飾れるものを選びたい」というご家庭に人気です。三人官女が加わる五人飾や、より上質な親王飾も選びやすくなり、見た目の満足感と品質の安心感を両立しやすい価格帯です。

2027年の雛人形選びでも、この2つのゾーンはひとつの目安になるでしょう。

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後悔しない雛人形選びは「価格」と「満足感」のバランスが大切

2027年の雛人形選びでは、「安いから選ぶ」のではなく、「納得できる価格で、満足できる品質のものを選ぶ」という考え方が大切です。

特に8万〜2万円前後の価格帯には、コンパクトさ、デザイン性、品質のバランスが取れた雛人形が多く揃っています。飾るスペースが限られているご家庭でも、インテリアに馴染む上品な雛人形を選びやすいでしょう。

予算を決めるときは、価格だけでなく、次のような点もあわせて考えるのがおすすめです。

  • どこに飾るか
  • 収納場所は確保できるか
  • お部屋の雰囲気に合うか
  • 毎年飾りたいと思えるデザインか
  • お子さまの初節句の贈り物として納得できる品質か

雛人形は、一度きりのお買い物ではなく、お子さまの成長を見守りながら毎年飾るものです。ご家族の暮らしに合うサイズ感と、心から気に入るデザインを大切にしながら、ぴったりの雛人形を選んでみてください。

まとめ|雛人形の相場を知って、ご家庭に合う一飾りを選びましょう

雛人形の相場は、種類や人数、素材、付属品の内容によって大きく変わります。近年は、コンパクトで飾りやすく、インテリアにも馴染む雛人形が人気を集めており、5万円〜25万円前後の価格帯で検討するご家庭が多くなっています

親王飾なら8万〜12万円前後、五人飾なら12万〜25万円前後、段飾り(十人飾以上)になると18万円以上がひとつの目安です。

大切なのは、相場を知ったうえで、ご家庭にとって無理のない予算と、毎年飾りたくなる満足感のバランスを考えることです。

コンパクトでかわいらしく、上質で現代の暮らしに合う雛人形は、これからの雛人形選びでもますます注目されていくでしょう。

2027年も、ご家族にとって大切な初節句を彩る、心に残る雛人形に出会えますように。

参考:【雛人形の検討~購入~お祝いまで完全ガイド】この記事を見れば全て解決!

この記事の監修者
代表取締役 原 英洋

1963年東京生まれ。祖父:原米洲(人間国宝)、母:原孝洲(女流人形師)。慶応義塾大学経済学部卒業後、大手出版社・集英社に入社。1987年父親の急逝により、家業である人形専門店に入社。1988年専務取締役就任。2008年に独立して株式会社ふらここを創業。女性活躍推進活動に注力し、2015年に経済産業省『ダイバーシティ経営企業100選』の認定を受ける。
スタッフ全員に光をあてたチーム体制を大切にし、人形業界全体の再興を見据え、「お客様に望まれる商品が多く作られるようになれば、業界も元気が出てくる。その先駆けになるものづくりを進める」ことをモットーとし、日本の美しい文化を次世代に伝えていくことをミッションとする。

代表取締役 原 英洋