
赤ちゃんが生まれて初めて迎える大切な行事のひとつが「お宮参り」です。
生まれたことを神様にご報告し、これからの健やかな成長を願う、日本の伝統的なお祝いとして受け継がれてきました。
この記事では、2026年にお宮参りを予定しているご家庭に向けて、以下の内容をわかりやすくご紹介します。
- ・縁起の良い日取り
- ・月別の大安カレンダー
- ・服装
- ・初穂料
- ・お宮参り当日の流れ
- ・持ち物
初めてのお宮参りは、「いつ行けばいいの?」「大安にした方がいい?」「服装は何を着ればいい?」と迷うことも多いものです。
赤ちゃんとママの体調を大切にしながら、ご家族にとって無理のない形で準備を進めていきましょう。
お宮参りとは?赤ちゃんの健やかな成長を願う伝統行事
お宮参りとは、赤ちゃんが無事に生まれたことを神様にご報告し、これからの健やかな成長を願う日本の伝統行事です。
地域によって細かな風習は異なりますが、一般的には 赤ちゃんが生まれてから1か月前後を目安に、神社へお参りします。
神社でご祈祷を受けるご家庭もあれば、参拝のみで済ませるご家庭もあり、現在ではそれぞれの家庭に合った形で行われることが増えています。
お宮参りには、「赤ちゃんを地域の神様に見守っていただく」という意味があります。
生まれて間もない赤ちゃんにとっても、産後間もないママにとっても、無理は禁物です。
昔ながらの形式を大切にしつつも、現在は赤ちゃんとママの体調、天候、家族の予定を優先して日取りを決めるご家庭が多くなっています。
大切なのは、決まった形にこだわりすぎることではなく、家族みんなで赤ちゃんの誕生を喜び、これからの成長を願う気持ちです。
ご祈祷を受ける場合も、参拝だけにする場合も、赤ちゃんを思う気持ちは変わりません。
ご家庭にとって心地よい形で迎えられる日を選びましょう。
お宮参りはいつ行く?2026年の最適な時期

お宮参りの時期は、昔からの目安はありますが、必ずその日に行わなければならないわけではありません。
現在では、赤ちゃんとママの体調を第一に考えながら、天候や家族の予定に合わせて日取りを決めるご家庭が増えています。
伝統的な目安
- 男の子:生後31日目または32日目
- 女の子:生後32日目または33日目
これは、赤ちゃんが無事に生まれたことを神様にご報告し、これからの健やかな成長を願うための昔ながらの目安です。
ただし、地域によって考え方が異なる場合もあります。
そのため、祖父母と一緒にお参りする場合や、地域の風習を大切にしたい場合は、事前に家族で相談しておくと安心です。
現代の柔軟な考え方
現在では、伝統的な日数にこだわりすぎず、赤ちゃんとママが無理なく過ごせる日を選ぶご家庭が多くなっています。
たとえば、次のような場合は時期を少しずらしても問題ありません。
- ・真夏や真冬にあたり、暑さ・寒さが心配なとき
- ・産後のママの体調がまだ安定していない
- ・赤ちゃんの外出に不安がある
- ・祖父母が遠方に住んでいて、日程調整が必要
- ・家族全員の予定が合う週末や祝日に行いたい
大安などの縁起の良い日を参考にするのもよいですが、赤ちゃんに負担がかからない時間帯や、移動しやすい日を選ぶことも大切です。
お宮参りは「この日でなければならない」という決まりではありません。
赤ちゃんとママが安心して過ごせる日こそ、ご家族にとっていちばん良いお宮参りの日といえるでしょう。
お宮参りは生後1か月を過ぎても大丈夫?

お宮参りは、生後1か月を過ぎてから行っても問題ありません。
昔ながらの目安では、生後1か月前後にお参りするとされていますが、現在では赤ちゃんやママの体調を優先して、時期をずらすご家庭も多くあります。
産後の回復には個人差があり、赤ちゃんの外出にも慎重になりたい時期です。
無理に日数に合わせる必要はありません。
特に、夏の厳しい暑さや冬の寒さが気になる時期は、赤ちゃんへの負担を考えて、気候が落ち着いてからお参りするのも自然な選択です。
生後2か月、3か月頃になると、赤ちゃんの生活リズムが少しずつ整い、ママの体調も落ち着いてくることがあります。
また、お食い初めの時期に合わせて、家族のお祝いをまとめて行うご家庭もあります。
その場合も、赤ちゃんとママが無理なく過ごせるスケジュールにすることが大切です。
お宮参りは、日付そのものよりも「赤ちゃんの誕生を喜び、健やかな成長を願うこと」に意味があります。
生後1か月を過ぎてしまったからといって、遅すぎるということはありません。
ご家族の予定や体調に合わせて、安心して迎えられる日を選びましょう。
2026年のお宮参り|大安カレンダー

お宮参りの日取りを決める際、「せっかくなら縁起の良い日にしたい」と考えるご家庭も多いでしょう。
なかでも大安は、六曜のなかで縁起が良い日とされ、結婚式やお祝い事の日取りとしても人気があります。
ただし、お宮参りは必ず大安に行わなければならないわけではありません。
大安の日は神社や写真館が混み合うこともあるため、赤ちゃんの体調や移動のしやすさを優先しながら選ぶことが大切です。
2026年6〜12月の大安日は、以下の通りです。
| 月 | 2026年の大安日 | おすすめの考え方 |
| 6月 | 5日(金)・11日(木)・15日(月)・21日(日)・27日(土) | 梅雨時期のため、雨天時の予定も確認 |
| 7月 | 3日(金)・9日(木)・19日(日)・25日(土)・31日(金) | 暑さ対策を意識し、午前中の参拝もおすすめ |
| 8月 | 6日(木)・12日(水)・17日(月)・23日(日)・29日(土) | 真夏のため、短時間で無理なく |
| 9月 | 4日(金)・10日(木)・14日(月)・20日(日)・26日(土) | 比較的過ごしやすく、秋のお参りに向く時期 |
| 10月 | 2日(金)・8日(木)・13日(火)・19日(月)・25日(日)・31日(土) | 七五三シーズンと重なるため早めの予約を |
| 11月 | 6日(金)・10日(火)・16日(月)・22日(日)・28日(土) | 土日や祝日は混雑しやすい時期 |
| 12月 | 4日(金)・9日(水)・15日(火)・21日(月)・27日(日) | 寒さ対策をして、年末前の参拝がおすすめ |
大安にこだわる場合は、神社のご祈祷予約や写真撮影の予約も早めに確認しておくと安心です。
特に土日祝日と大安が重なる日は、神社や写真館が混雑しやすくなります。
赤ちゃん連れで長時間待つのは負担になることもあるため、予約制の神社を選んだり、混雑しにくい時間帯を確認したりしておくとよいでしょう。
お宮参りは大安でないとだめ?仏滅・赤口でもよい?
お宮参りは、必ず大安に行わなければならないものではありません。
大安は「何事にも良い日」とされるため人気がありますが、神社へのお参りやご祈祷そのものは、六曜に左右されるものではありません。
そのため、仏滅や赤口の日にお宮参りをしても問題ないと考えられています。
六曜を気にする場合は、大安以外にも友引や先勝の午前中、先負の午後などを候補にするご家庭もあります。
一方で、赤ちゃんとママの体調、家族の予定、天候、移動のしやすさを優先して、日取りを決めるご家庭も多くなっています。
たとえば、大安の日が真夏の暑い日や雨の強い日であれば、別の日にずらした方が赤ちゃんにとって安心な場合もあります。
また、家族全員が落ち着いて参加できる日を選ぶことで、お宮参りそのものを穏やかな気持ちで迎えやすくなります。
縁起の良い日を選ぶことも素敵ですが、いちばん大切なのは、赤ちゃんとママが無理なく過ごせることです。
大安にこだわりすぎず、ご家族にとって安心できる日を選びましょう。
お宮参りの服装|赤ちゃん・ママ・パパ・祖父母

お宮参りの服装は、家族全体で雰囲気や格を合わせることが大切です。
和装でも洋装でも問題ありませんが、神社へのお参りにふさわしい、清潔感のある落ち着いた装いを意識しましょう。
赤ちゃん
赤ちゃんの正式な服装は、白羽二重の内着に祝い着を掛けるスタイルです。
男の子は兜や鷹など勇ましい柄、女の子は花や毬など華やかな柄が選ばれることが多くあります。
最近では、ベビードレスにケープを合わせる洋装スタイルも人気です。
ママ
訪問着や色無地などの和装のほか、授乳しやすいワンピースやセレモニースーツを選ぶ方も増えています。
産後間もない時期のため、締め付けが少なく、動きやすい服装を選ぶと安心です。
パパ
スーツやジャケットスタイルが基本です。
色はネイビーやグレー、ブラックなど落ち着いたものを選ぶと、家族写真でもまとまりやすくなります。
祖父母
祖父母も参加する場合は、両親と服装の格を合わせると安心です。
事前に和装にするか洋装にするかを相談しておくと、当日の雰囲気がそろいやすく、写真にも統一感が出ます。
大切なのは、赤ちゃんを主役にしながら、家族みんなが無理なく過ごせる服装を選ぶことです。
季節別|お宮参りの服装・持ち物対策

お宮参りでは、季節に合わせた服装と持ち物の準備が大切です。
赤ちゃんは体温調節がまだ上手ではないため、大人が感じる以上に暑さや寒さの影響を受けやすいものです。
参拝する季節に合わせて、赤ちゃんもママも無理なく過ごせる準備をしておきましょう。
| 季節 | 服装のポイント | あると安心な持ち物 | 注意したいこと |
| 春 | 朝晩と日中の気温差に対応できるよう、薄手のおくるみや羽織ものを用意しましょう。赤ちゃんはベビードレスや祝い着に、気温に合わせて重ね着をすると安心です。 | 薄手のおくるみ、羽織もの、ガーゼ、ウェットティッシュ | 春は過ごしやすい一方で、日によって肌寒さを感じることがあります。花粉が気になる時期でもあるため、赤ちゃんの顔まわりを拭けるガーゼなどがあると便利です。 |
| 夏 | 通気性のよい肌着や薄手のベビードレスを選び、祝い着を掛ける時間は短めにすると安心です。ママも涼しく、授乳しやすい服装を選びましょう。 | 保冷シート、日傘、帽子、扇子、授乳グッズ、着替え | 暑さ対策が欠かせません。参拝は午前中など比較的涼しい時間帯を選び、屋外で過ごす時間は短めにしましょう。授乳や水分補給のタイミングも事前に考えておくと安心です。 |
| 秋 | 気候が安定しやすく、お宮参りに向いている季節です。日中は過ごしやすくても、夕方以降は肌寒くなることがあるため、薄手の上着を用意しましょう。 | ブランケット、薄手の上着、おくるみ、ガーゼ | 10月から11月は七五三シーズンと重なるため、神社や写真館が混み合いやすい時期です。ご祈祷や撮影を希望する場合は、早めに予約しておくと安心です。 |
| 冬 | 赤ちゃんには暖かい肌着やおくるみ、帽子、靴下などを用意しましょう。ママも足元まで冷えにくい服装を意識すると、屋外でも過ごしやすくなります。 | 厚手のおくるみ、ブランケット、帽子、靴下、防寒具、カイロ | 神社の境内は冷えやすいため、屋外での滞在時間はできるだけ短めにしましょう。ご祈祷の待ち時間が長くなりそうな場合は、屋内で待てる場所があるか確認しておくと安心です。 |
季節を問わず、以下の持ち物も準備しておくと安心です。
- ・おむつセット
- ・授乳グッズ、ミルク
- ・着替え
- ・ガーゼ
- ・抱っこ紐
- ・母子手帳
- ・ビニール袋
- ・お気に入りのおもちゃ、おしゃぶり
お宮参り当日は、赤ちゃんが泣いてしまったり、授乳やおむつ替えが必要になったりすることもあります。
予定を詰め込みすぎず、赤ちゃんの機嫌や体調に合わせて動けるようにしておくと、家族みんなが落ち着いて過ごしやすくなります。
お宮参り当日の流れとマナー

お宮参り当日は、事前に流れを確認しておくと落ち着いて過ごせます。
赤ちゃんとの外出は予定通りに進まないこともあるため、時間に余裕を持って行動しましょう。
一般的な流れは、以下の通りです。
- 1.神社に到着・受付
- 2.ご祈祷を受ける
- 3.記念撮影
- 4.家族で会食、または帰宅してゆっくり過ごす
ご祈祷を受ける場合は、事前予約が必要な神社もあります。
特に大安や土日祝日は混み合いやすいため、早めに確認しておくと安心です。
初穂料の相場は、一般的に5,000円〜10,000円ほどです。
のし袋に入れる場合は、表書きに「御初穂料」または「御玉串料」と書き、下段には赤ちゃんの名前を記入します。
金額が決まっている神社もあるため、事前に公式サイトや電話で確認しておくとよいでしょう。
当日は、赤ちゃんが泣いてしまったり、授乳やおむつ替えが必要になったりすることもあります。
これは自然なことなので、焦らなくて大丈夫です。授乳室やおむつ替えスペースの有無を事前に確認しておくと、当日の安心につながります。
会食をする場合は、赤ちゃんやママの負担にならないよう、短時間で済ませられる場所を選ぶのがおすすめです。
個室のあるお店や、自宅でゆっくり過ごす形にすると、赤ちゃんのペースに合わせやすくなります。
お宮参りの写真撮影は当日?別日?
お宮参りでは、神社での参拝とあわせて記念撮影を行うご家庭も多くあります。
写真撮影は当日に行う方法と、別日に行う方法があり、それぞれにメリットがあります。
当日に撮影する場合は、お参りの日の記念として、家族全員がそろった写真を残しやすい点が魅力です。
祖父母も一緒に参加する場合は、集合写真を撮るよい機会になります。
祝い着を掛けた赤ちゃんの姿や、神社の雰囲気と一緒に残せるのも、当日撮影ならではの良さです。
一方で、神社への移動、ご祈祷、撮影、会食までを1日に詰め込むと、赤ちゃんやママに負担がかかることもあります。
産後の体調や赤ちゃんの様子に不安がある場合は、写真撮影を別日にするのもおすすめです。
別日撮影なら、赤ちゃんの機嫌や授乳のタイミングに合わせやすく、ゆったりと撮影できます。
スタジオ撮影では、天候に左右されにくい点も安心です。
最近では、自宅で自然な表情を撮影するご家庭も増えています。
大切なのは、きれいな写真を残すことだけではなく、家族にとって心地よい思い出にすることです。
赤ちゃんの体調やママの回復具合に合わせて、無理のない撮影方法を選びましょう。
お宮参りから初節句へ|赤ちゃんの成長を祝う行事の流れ

お宮参りをはじめ、赤ちゃんが生まれてから迎える行事はさまざまあります。
そのひとつが「初節句」です。
女の子なら3月3日の桃の節句、男の子なら5月5日の端午の節句に、赤ちゃんの健やかな成長を願ってお祝いします。
どちらも、赤ちゃんの人生のはじまりを大切に見守る日本の伝統行事といえるでしょう。
◎ 参考コラム:イベントいっぱい!子供が生まれてから1歳までのお祝い行事まとめ
女の子の初節句には雛人形、男の子の初節句には五月人形を飾るのが一般的です。
雛人形や五月人形には、赤ちゃんの身代わりとなって厄を引き受け、健やかな成長を願う意味が込められています。
初節句の準備は、節句の直前になってから考え始めると、希望の商品が完売していることもあります。
特に人気の雛人形や五月人形は、販売開始後早い時期に在庫が少なくなる場合もあるため、余裕を持って検討しておくと安心です。
近年は、マンションやアパートでも飾りやすいコンパクトな人形や、インテリアに自然と馴染むデザインを選ぶご家庭も増えています。
リビングや棚の上にも飾りやすいサイズ感であれば、毎年のお飾りも無理なく楽しめます。
ふらここでは、現代の暮らしに合う、コンパクトでかわいらしい雛人形・五月人形をご用意しています。
お宮参りをきっかけに、これから迎える初節句の準備も少しずつ考えてみてはいかがでしょうか。
◎ 参考サイト
まとめ
お宮参りは、赤ちゃんが無事に生まれたことを神様にご報告し、健やかな成長を願う大切な行事です。
2026年のお宮参りでは、大安などの縁起の良い日を参考にしながらも、赤ちゃんとママの体調、天候、家族の予定を優先して日取りを決めることが大切です。
生後1か月前後という目安はありますが、その時期にこだわりすぎる必要はありません。
真夏や真冬、産後の体調が不安な場合は、少し時期をずらしても大丈夫です。
赤ちゃんとママが安心して過ごせる日を選びましょう。
また、お宮参りでは服装や持ち物の準備も大切です。季節に合わせて暑さ・寒さ対策を行い、授乳やおむつ替えのタイミングにも余裕を持っておくと、当日を落ち着いて迎えやすくなります。
お宮参りを終えると、次に迎える大きなお祝いが初節句です。
女の子は雛人形、男の子は五月人形を飾り、これからの健やかな成長を願います。
ふらここでは、現代の暮らしに合うコンパクトで上質な雛人形・五月人形をご用意しています。
赤ちゃんの成長を見守る大切なお祝いとして、ご家庭にぴったりのお人形をゆっくり選んでみてください。
1963年東京生まれ。祖父:原米洲(人間国宝)、母:原孝洲(女流人形師)。慶応義塾大学経済学部卒業後、大手出版社・集英社に入社。1987年父親の急逝により、家業である人形専門店に入社。1988年専務取締役就任。2008年に独立して株式会社ふらここを創業。女性活躍推進活動に注力し、2015年に経済産業省『ダイバーシティ経営企業100選』の認定を受ける。
スタッフ全員に光をあてたチーム体制を大切にし、人形業界全体の再興を見据え、「お客様に望まれる商品が多く作られるようになれば、業界も元気が出てくる。その先駆けになるものづくりを進める」ことをモットーとし、日本の美しい文化を次世代に伝えていくことをミッションとする。



