2025年8月20日

雛人形 雛人形特集

ちいさな本物、こだわりのお衣装

ふらここの雛人形のポイントはなんといっても赤ちゃん顔。

そのお顔と同じくらいデザイナーと職人のこだわりがとことん詰まっているのが「お衣装」です。

小さくても、しっかりとした上質さを感じていただけるよう、お衣装ひとつひとつにもこだわりと技術が詰まっています。

こちらの記事では、ふらここのお衣装のポイントを全部で3つご紹介します。

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①こだわりの上質な生地

ふらここのお衣装は上質な生地を使用しています。

何年もお子さまのご成長を見守っていけるように、毎年雛人形を飾るたびに幸せな気持ちになっていただけるように、上質な素材で丁寧に作られた生地です。

今回は、ふらここで特に人気のある生地の種類を4つご紹介します。

正絹金襴のお衣装

最高ランクの正絹を使用し、文様を織り上げた織物。花嫁衣装など特別な装束に用いられる、高級な布地です。

創業270年を誇る、伝統ある京都の織物屋で生地を作り上げています。

そんな正絹金襴を使用したお衣装の商品をいくつかご紹介します。

~正絹金襴のお衣装を使用した雛人形~

あいあい 菱華紋

おっとりした優しい表情の「あいあい」に、可愛らしさと大人っぽさの両方が感じられるお衣装を着せた、落ち着いた雰囲気の雛人形に仕上げています。美しい菱華紋の柄ときれいな配色に目が惹かれます。

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・うたうた うさぎと三日月の丸紋・藤色

「うたうた」の落ち着いた雰囲気に合わせた、春の穏やかさを感じる優しい色合いの雛人形。お衣装には可愛いうさぎと神秘的な美しさが引き立つ三日月を組み合わせ、和風ながらも現代的な印象のデザインに仕上げました。

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京刺繍のお衣装

さまざまな刺繍の中でも別格の美しさを誇る「京刺繍」。さまざまな色に染められた糸を使用し布面に模様を縫い込んだ美しい布地です。繊細なデザインに思わずうっとりしてしまいます。

そんな京刺繍を使用したお衣装をご紹介します。

~京刺繍のお衣装を使用した雛人形~

・めいめい 京刺繍・春爛漫

賢くて芯が強い「めいめい」のお顔に、京刺繍で満開の桜をあしらった鮮やかなお衣装。凛とした美しさが引き立つビビットな色合いが、めいめいの洗練された雰囲気に華を添えています。

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装飾刺繍のお衣装

群馬県桐生市に受け継がれる表現豊かな「装飾刺繍」。さまざまな色に染められた糸を使用し布面に模様を縫い込んだ美しい布地です。色とりどりで華やかなお衣装に心ときめきます。

そんな装飾刺繍を使用した、お衣装をご紹介します。

~装飾刺繍のお衣装を使用した雛人形~

まいまい 装飾刺繍・花日和

まいまいらしい春色コーディネートのお衣装は、見る人たちを元気にしてくれます。カラフルなお花が咲き誇る華やかなお衣装でありつつも、品よくまとまるデザインはふらここオリジナルだからこそ。

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西陣織のお衣装

伝統の高級織物である京都の「西陣織」。京都・西陣で生産される織物の総称。飛鳥時代(6世紀末)を起源とし、国の伝統的工芸品にも指定されている高級織物です。

そんな西陣織を使用した、お衣装をご紹介します。

~西陣織のお衣装を使用した雛人形~

・ことこと 琳派名物裂

格調高い琳派名物裂のお衣装を着せ付けた雛人形です。はっきりとした赤と青のお衣装はひな祭りの伝統的な印象。伝統を大切にしながらも、優しく可愛らしいお人形は、皆さまのひな祭りを楽しい思い出にしてくれるでしょう。

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②こだわりの絵柄

ふらここの雛人形のお衣装は、ふらここのデザイナーが一から企画・デザインしています。

色合いや、柄のモチーフに込められた願いまで、ひとつひとつの布地にこだわりがいっぱい!

さらに、お衣装は、雛人形のお顔の特徴や性格に合わせて、1つずつデザインされているんですよ。襟元や重ねの部分の配色まで、お人形が引き立つようにこだわり抜かれています。

・れいれい 衣装着・うめ東風

鮮やかな桃色のお化粧がよく映えるお顔だちのれいれいの衣装着雛人形です。慎ましくも華のある印象のれいれいにぴったり。正絹と金糸を使った滑らかな質感と、程よいツヤ感で高級感があります。

お衣装の柄はフクロウ柄。フクロウは「福を呼ぶ」「不苦労」という意味があります。紫の重ねを基調とした重ねがかわいさもありつつ美しいと大変人気をいただいています。

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③こだわりの美しい着せつけ

木目込み雛人形

ころんとかわいい木目込み雛人形は、筋彫りされたボディーに、細かい布のパーツを一つ一つ入れ込んでいきます。

ボディーの丸みに合わせてきれいに着せつけられたお人形は見事な職人技です。

実は、この「手のひらサイズ」で「小さくてかわいい」木目込み雛人形を作ったのは、ふらここが初めてなんですよ。

衣装着雛人形

人間が着物を着るように、1枚1枚布が重なった衣装着雛人形。ふらここの手のひらサイズの小さなお人形に衣装を着せつけるには、高い技術が必要です。

ここ数年、ふらここでは衣装着雛人形の人気が特に高まっています。

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ふらここのこだわりのお衣装について、いかがでしたか?

こだわりの衣装の他、こだわりの髪型については、以下の記事もご参考くださいね。

こだわりの髪型

ふらここのお人形づくりについては、以下の記事もご参考くださいね。

ふらここのお人形づくり

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ふらここが大切にしているのは「本当に飾りたいと思える雛人形」を選んでいただくこと。

お人形のお顔や髪型、お化粧に合わせた衣装や屏風・小物をしっかりと作りこみ、「この雛人形、我が家にぴったり!」と思っていただけるようなとっておきのひとつをお届けできるものづくりを続けています。

あなたのおうちにぴったりな雛人形、ぜひふらここで見つけてくださいね!


この記事の監修者
代表取締役 原 英洋

1963年東京生まれ。祖父:原米洲(人間国宝)、母:原孝洲(女流人形師)。慶応義塾大学経済学部卒業後、大手出版社・集英社に入社。1987年父親の急逝により、家業である人形専門店に入社。1988年専務取締役就任。2008年に独立して株式会社ふらここを創業。女性活躍推進活動に注力し、2015年に経済産業省『ダイバーシティ経営企業100選』の認定を受ける。
スタッフ全員に光をあてたチーム体制を大切にし、人形業界全体の再興を見据え、「お客様に望まれる商品が多く作られるようになれば、業界も元気が出てくる。その先駆けになるものづくりを進める」ことをモットーとし、日本の美しい文化を次世代に伝えていくことをミッションとする。

代表取締役 原 英洋