投稿日:2021年11月18日 更新日:2022年2月28日

雛人形 ひな祭り 購入について

雛祭りは「プレゼント」でさらに華やかに!贈る意味や喜ばれるアイテムをご紹介

3月3日の雛祭りに向けて、雛人形やお祝いメニューとともに「お子さまへのプレゼント」を用意されてはいかがでしょうか。雛祭りのプレゼントは誕生日やクリスマスのように一般的ではありませんが、女の子のための特別なお祝いをさらに盛り上げてくれるおすすめのアイテムです。

ここでは雛祭りに準備したいアイテムをおさらいしながら、雛祭りのプレゼントを選ぶポイントについて詳しくまとめました。

「初節句にプレゼントを贈って愛情たっぷりにお祝いしたい」「今年はいつもと違った雛祭りを楽しみたい」とお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

そもそも雛祭りには何を準備する?

「雛祭りのプレゼント」というと、雛人形を思い浮かべる方が多いかもしれません。雛人形は赤ちゃんが初節句を迎える前に準備するケースが多く、赤ちゃんの祖父母さまが購入する場合もあれば、ご両親が用意する場合もあるなどご家庭によってさまざまです。

雛人形には平飾りやケース飾り、収納飾りなどさまざまなスタイルがあるほか、お人形の数やデザインによっても印象が大きく異なります。お子さまの雰囲気やお部屋のインテリアに合わせて選ぶことで、毎年の雛祭りがぐんと楽しみになるでしょう。

〇お子さまにぴったりなタイプがきっと見つかる!ふらここの雛人形一覧はこちら>

雛人形のみ設置しても十分華やかですが、お子さまのお名前が印字された「お名前札」や「お名前旗」、色とりどりの小さな細工小物が揺れ動く「つるし飾り」などを添えると、より一層にぎやかな空間に。また、雛祭り当日にはお祝いメニューとしてちらし寿司やてまり寿司、菱餅などで食卓を彩ることで、ワクワク感や特別感がより一層高まります。

このように雛人形や雛祭りメニューでお祝いするスタイルが一般的ですが、さらにお祝い感を高めたい場合は「プレゼント」も用意するとよいでしょう。ご家族でお祝いする場合はもちろん、お友達と一緒に雛祭りパーティーをする場合にもおすすめしたいお祝いの仕方です。

 

誰に・何を贈るのがおすすめ?雛祭りのプレゼントの選び方

雛祭りは「女の子の健やかな成長を願うお祝い行事」であることから、プレゼントを贈る相手としては「女の子のお子さま」がメインです。ただし、「もしも男の子の兄弟がいる場合はどうしたらいい?」とお悩みの方や、奥さまにも贈りたいとお考えの男性もいらっしゃるかもしれません。

そこで、贈る相手別におすすめしたい雛祭りのプレゼントの選び方をご紹介します。

・親御さまからお子さまへ

主役である女の子のお子さまには、「すくすく成長してくれてありがとう」という想いを込めてプレゼントを贈りましょう。「今日は特別な日」という感覚が高まり、雛祭りという古き良き伝統を大切にする気持ちにもつながります。

プレゼントするアイテムとしてはおもちゃやお洋服などがぴったりで、特にお洋服であれば当日すぐに着られるため喜びもひとしおです。また、おしゃれに興味津々なお年頃なら、ヘアアクセサリーやバッグといったファッションアイテムも喜ばれるでしょう。

もしも男の子の兄弟がいる場合は、不公平にならないようお子さま全員にプレゼントを渡すことをおすすめします。その際に別々のものを選ぶとトラブルになる可能性もあるため、たとえばかわいいパッケージのひなあられを贈るなどアイテムを統一することがポイントです。

旦那さまから奥さまへ

雛祭りは女の子のための節句行事なので、女性である奥さまにもぜひプレゼントをされてはいかがでしょうか。「いつもありがとう」といった感謝の気持ちを込めてプレゼントすれば、素敵なサプライズになるはずです。

お子さまの場合と同様にアクセサリーやお洋服を贈るのもいいですが、より気軽にプレゼントできるお花もおすすめです。普段旦那さまから奥様へお花を贈る機会はなかなかないため、雛祭りのタイミングでプレゼントすれば喜ばれること間違いなしです。

・お子さまから親御さまへ

これまで大切に育ててくれた感謝の気持ちを込めて、お子さまから親御さまへプレゼントするのも素敵です。お子さまと親御さまそれぞれが深い愛情に包まれていることを実感でき、より一層思い出深い雛祭りになることでしょう。

ただし、特に小さなお子さまの場合は自主的にプレゼントを用意することが難しいため、ご両親のどちらかが協力して準備を進める必要があります。一緒にお花やケーキを選んで贈るのもいいですし、お子さまが書いた絵やお手紙を渡すのもおすすめです。

 

想いを込めたプレゼントで笑顔あふれる雛祭りを

時代を超えて受け継がれている雛祭りは、これからもずっと大切にしたい伝統行事です。「女の子の健やかな成長への願い」を込めてプレゼントを贈ることで、お祝いの場がより一層盛り上がるだけでなく、お子さまが雛祭りという伝統文化を大切に想うきっかけにもなるでしょう。

ぜひ今回ご紹介した内容を参考にプレゼントを準備し、そしてお気に入りの雛人形や雛祭りメニューで華やかな空間を演出しながら、お子さまも親御さまも笑顔あふれる雛祭りの日をお過ごしください。


この記事の監修者
代表取締役 原 英洋

1963年東京生まれ。祖父:原米洲(人間国宝)、母:原孝洲(女流人形師)。慶応義塾大学経済学部卒業後、大手出版社・集英社に入社。1987年父親の急逝により、家業である人形専門店に入社。1988年専務取締役就任。2008年に独立して株式会社ふらここを創業。女性活躍推進活動に注力し、2015年に経済産業省『ダイバーシティ経営企業100選』の認定を受ける。
スタッフ全員に光をあてたチーム体制を大切にし、人形業界全体の再興を見据え、「お客様に望まれる商品が多く作られるようになれば、業界も元気が出てくる。その先駆けになるものづくりを進める」ことをモットーとし、日本の美しい文化を次世代に伝えていくことをミッションとする。

代表取締役 原 英洋