可愛らしくコンパクトな雛人形が主流である現代。
飾り方によるサイズの違いを知ることは、お人形選びの新たな視点を与えてくれます。
今回の特集では、雛人形のサイズや種類をご紹介!ご自宅にぴったりな雛人形を、ぜひ見つけてくださいね。
そもそも雛人形って…昔は?今は?
雛人形と聞いて思い浮かぶのはどんなものでしょうか?
広々とした和室に置く大きくて立派なもの…というイメージの方も多いのではないでしょうか。
かつての雛人形は現代の住宅事情とは異なり、広々とした和室に飾ることを前提としていたため、非常に大型なものが主流でした。
その横幅は、90cm、105cm、120cmが主流!現代にこれらのサイズは「尺」という日本の伝統的な単位に基づいていて、1尺=30cmと計算されていました。
大家族での暮らしや、お祝い事を盛大に行なう文化という背景もあり、大きく立派な雛人形が財産や格式の象徴でもあったのです。
現代では住宅事情の変化や、雛人形そのものにインテリア要素が強くなってきたこともあり、コンパクトで可愛らしい「思わず飾っていたくなる」雛人形が増えてきました🌸
雛人形の種類って何があるの?ふらここのラインナップとともにご紹介!
ライフスタイルの多様化や住空間の変化に伴い人気を集めている、コンパクトで飾りやすい雛人形。
どんな種類があるのか徹底解説します!
親王飾(しんのうかざり)
男雛と女雛の二体のみを飾る、最もシンプルなスタイル。
ふらここの親王飾は横幅40~42cmのサイズが充実している他、横幅30cm台の非常にコンパクトなサイズも!飾るスペースが限られているご家庭や、マンション・アパート住まいの方に特に人気です🌸
CT-01127200 ことこと 相鳥花菱文・紅色(親王飾)
飾りつけ時:横幅42×奥行27×高さ24cm
ME-03125302 めいめい 立雛 京刺繍・四君子・桜色(親王飾)
飾りつけ時:横幅30.5×奥行き23.5×高さ22.5cm
五人飾(ごにんかざり)
親王飾に三人官女を加えた五体で構成された種類。
ふらここでは、親王飾同様横幅40~42cmサイズの五人飾が充実!
飾りつけ時:横幅42.5×奥行25×高さ25cm
お手持ちの親王飾に三人官女を付けたして、五人飾にすることもできます✨
以下のページをご参照ください!
十人飾・十五人飾(じゅうにんかざり・じゅうごにんかざり)
五人囃子が加わった十人飾と、さらに随身・仕丁(ずいしん・しちょう)が加わった十五人飾。
いわゆる段飾りのように大きなイメージがありますが、ふらここは十人飾・十五人飾もコンパクトなラインナップが充実🌸
たくさんのお人形たちが、華やかな桃の節句を演出します。
飾りつけ時:横幅42.5×奥行34×高さ37.5cm
飾りつけ時:横幅42.5×奥行40.5×高さ34.5cm
ケース入りタイプ
ガラスやアクリルのケースに入ったタイプ。お人形が埃をかぶらないので飾っている期間のお手入れが簡単であるのが嬉しいポイント!ペットがいるご家庭にも人気です。
ふらここのケース入りタイプ雛人形はコンパクトサイズが充実!A4用紙に収まるほどのサイズでお飾りいただけるタイプも!
ふらここの場合、お人形がケース内に接着されていないので「お人形を飾りつける楽しみ」も味わうことができます🌸
AI-04127600 あいあい 立雛 京刺繍・ねこにまり・桜色(ケース入)
飾りつけ時:横幅29.5×奥行21×高さ23cm
RE-02227300 れいれい 相鳥花菱文・桃色(組み立てケース入)
飾りつけ時:横幅40×奥行27×高さ33cm
収納タイプ
飾り台がそのまま収納箱になっているタイプ。雛人形を飾っていない期間は、収納箱の中にお人形や屏風、雛道具などをすべてしまうことができるため、非常に出し入れがしやすいのが特徴です。
ふらここでは、デザイン性も重視した収納タイプの雛人形をご用意しています🌸


UR-01222601 うらうら 金彩蒔絵・春爛漫(収納タイプ)
飾りつけ時:横幅44×奥行30×高さ45cm
コンパクトな雛人形が選ばれる理由って?
現代においてコンパクトな雛人形が流行している背景には、以下のような理由が挙げられます。
住宅事情の変化
核家族化やマンション・アパート暮らしが増え、昔のような広い和室を持つ家が少なくなりました。限られたスペースでも美しく飾れるコンパクトなサイズが求められています。
洋室にも馴染むデザイン
和室だけでなく、リビングや洋室にも自然に溶け込むような、モダンで可愛らしいデザインが増えています✨
手軽さ
飾り付けや片付けが簡単であることも、忙しい現代のライフスタイルに合致しています🌸
インテリア性
雛人形が単なる節句飾りとしてだけでなく、おしゃれなインテリアとしても楽しめるようになり、デザイン性やコンパクトさが重視されています。
雛人形のサイズは、時代とともに変化し、多様な選択肢が生まれています。昔ながらの大型で豪華な雛人形には伝統の重みが、現代のコンパクトな雛人形には現代の暮らしに寄り添う魅力があります。このページを参考に、ご自身のライフスタイルや住空間に合った最適なサイズの雛人形を見つけて、素敵なひな祭りをお迎えください!🌸
1963年東京生まれ。祖父:原米洲(人間国宝)、母:原孝洲(女流人形師)。慶応義塾大学経済学部卒業後、大手出版社・集英社に入社。1987年父親の急逝により、家業である人形専門店に入社。1988年専務取締役就任。2008年に独立して株式会社ふらここを創業。女性活躍推進活動に注力し、2015年に経済産業省『ダイバーシティ経営企業100選』の認定を受ける。
スタッフ全員に光をあてたチーム体制を大切にし、人形業界全体の再興を見据え、「お客様に望まれる商品が多く作られるようになれば、業界も元気が出てくる。その先駆けになるものづくりを進める」ことをモットーとし、日本の美しい文化を次世代に伝えていくことをミッションとする。
