ファーストバースデー(初めての初誕生日)を迎える我が子へ!素敵な初誕生日を迎えるために知っておきたいこと

お子さまの誕生日の中でも、特にファーストバースデー(初誕生日)はパパ・ママ、じいじ・ばあばなどご親族にとってはひと際特別なイベントごとではないでしょうか。
近年では初めての誕生日を「ファーストバースデー」と呼ぶことも増えました。

子どもは成長がとても早いので一瞬一瞬を大切に思い出を残していきたいものです。

今回はファーストバースデー(初誕生日)とはどのようなお祝いなのか、そして一生に一度の日に素敵な思い出を残すためにどんなことをしたら良いのかをご紹介していきます!

ファーストバースデー(初誕生日)とは

ファーストバースデーはお子さまの初めての誕生日のことで、無事に1歳(生後365日目)になったことを祝うパパやママにとっては特に感慨深いイベントです。

かつて日本では数え年によるお祝いが多くありましたが、そんな中でも初誕生日だけは特別にお祝いをしていたと言われています。

お子さまの初誕生日には、パパやママだけでなく、じいじやばあば等の親族で一緒にお祝いし、一生餅や選び取りをするというイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。

欧米でもファーストバースデーがあり、SNSでの流行も相まって欧米流の祝い方をする方もでてきました。

今回の記事では、時代や文化を問わず喜ばしいお祝いの日とされるファーストバースデーを思い出深い日にするために、どのようなことができるかを詳しく解説していきます!

どんなお祝いにする?ファーストバースデー(初誕生日)でやりたいこと5選

お子さまの生まれて初めての誕生日であるファーストバースデーは、無事に1歳になったことを祝い、そしてこれからの成長を祈る大切な一日です。

素敵な誕生日にするためにどのような祝い方があるのか、ご紹介していきます。

◎誕生会

初誕生日にはパパやママだけでなく、じいじやばあばも招いてみんなで賑やかに楽しくお祝いしてはいかがでしょうか。

めまぐるしい早さで成長するお子さまの大切な一瞬を親族みんなでお祝いすることは、後々振り返った時にもきっと素敵な思い出になるでしょう。

誕生日には思い出を素敵に彩るためにお部屋を可愛く飾り付けし、お子さまの好物やバースデーケーキを準備するご家庭が多いようです。

最近では100円ショップでも簡単にお部屋の装飾品が手に入りますし、ファーストバースデー用の可愛らしいケーキも近所になくともネットで簡単に取り寄せることができます。

また、忙しく準備に時間を割くことが難しいママやパパも多い時代、ファーストバースデープラン・ご家族向けのプランなどを用意しているホテルやレストランも増えてきましたので、このような特別な場所を利用するのもおすすめです。

無理のない範囲で、ご家庭にあった特別な一日を過ごすことができると良いですね。

◎一生餅

一生餅は日本で昔からある初誕生日の日に行う儀式で、今でも多くの家庭で行われます。

一升のもち米でつくったお餅(重さ約1.8㎏)を風呂敷に包み、赤ちゃんに背負わせるというのがオーソドックスなやり方です。

「一升」と「一生」をかけており、「子どもが一生、健康でありますように」という祈りを込めます。

地域によっては、「餅踏み」という一生餅の上を歩かせるという風習のところもあるようです。

◎選び取り

『選び取り』も、一生餅と同様に初誕生日に行われる日本の風習です。

少し離れた場所に大人たちが用意したアイテムを置き、その中から赤ちゃんが何を選び取るかで将来や才能を占います。

何を選ぶかわくわくどきどき。お子さまを見守る大人たちもきっと盛り上がるでしょう。

◎スマッシュケーキ

スマッシュケーキはアメリカ発祥のファーストバースデーのお祝い方法です。

英語でスマッシュは「(強い力で)打ち壊す」という意味。

その名の通り、1歳の赤ちゃんの目の前にケーキを差し出し、まさにケーキを怪獣の様に打ち壊しながら豪快に食べてもらいます。

後片付けは大変ですが、ユーモアあふれる楽しいひとときになること間違いなしです!

◎記念撮影

ファーストバースデーの思い出をSNSに投稿する方も多いと思いますが、最近では1歳の誕生日の記念として写真館やスタジオで撮影するご家族もふえてきました。

可愛くおめかしをして、お子さまの素敵なショットや家族の記念写真を残すのもまた特別な時間になることでしょう。

初誕生日の贈り物は何がいい?定番ものをご紹介!

誕生日には、折角なのでお子さまが喜んでくれる贈り物をしたいもの。
今回は初誕生日に定番のプレゼントをご紹介いたします!

◎バースデーケーキ

誕生日といえばコレ!と言えるほど定番の誕生日ケーキ。

ファーストバースデーの時には赤ちゃんでも安心して食べることのできるケーキを用意しましょう。

もし家の近くにファーストバースデー用のケーキを取り扱っているお店がなくても、とても可愛らしいケーキがネットで注文できます。

心をこめて手作りで用意してあげるのも素敵ですね♪

◎ファーストシューズ

ファーストバースデーの贈り物としての定番になっている、ファーストシューズ。

丁度1歳前後には歩きだし、歩く練習を始めることが多いことから、ファーストバースデーには靴を贈ることが増えてきました。

赤ちゃんの足サイズの靴はきゅんとする可愛さ。

その子が大きくなり履けなくなっても、ママやパパにはきっと大切な思い出として残ることでしょう。

◎おもちゃやぬいぐるみ

プレゼントとして、お子さまが喜んでくれそうなおもちゃやぬいぐるみもおすすめです。

これから身体も神経もどんどん発達していく大切な時期。

これからの成長をサポートする知育玩具をプレゼントするのも良いですね。

知育玩具を選ぶ際は「STマーク」があるものが安心です。

以上、初誕生日定番のプレゼントを3つご紹介しました。

なお、ファーストバースデーにはこれを贈らなければいけない、といった特別な決まりはありません。

どのような初誕生日を過ごして欲しいか、どのようなものをあげたらお子さまが喜んでくれるかを考え、思い出になるものをチョイスしてみてください。

ファーストバースデーにお祝いを渡すときの相場はどのくらい??

親族で集まることになった場合、お呼ばれした親族はお祝い金を渡すことがあります。

祖父母の場合は1万円~5万円、その他親族の場合は5,000円~1万円が相場です。

お祝い金はこれから子育てにかかる出費を考えるとパパやママにとって大変ありがたいものですが、一番は気持ちが大事です。

1歳になったことを心からお祝いしたい、という気持ちを大切に集まりに参加しましょう。

初めての誕生日と一緒に大切にしたい「初節句」

ファーストバースデー(初誕生日)のようにお子様の成長を祝うイベントとして、初節句があります。

初節句とは、赤ちゃんが生まれて初めてのお節句のことです。

男の子の初節句生まれて初めての『端午の節句(5月5日)』
女の子の初節句生まれて初めての『桃の節句(3月3日)』

初節句もファーストバースデーと同様に、お子さまへの贈り物(兜や雛人形等のお節句人形)を用意したり、親族で集まったりします。

古くから続く日本の伝統文化のため、お節句人形というとどこか古臭く、怖いイメージの方がいらっしゃると思いますが、お節句はファーストバースデーと同じ様にわが子の成長を祝い、これからの成長を願う行事です。

近年はおしゃれでコンパクトな雛人形・五月人形(兜飾り)が増え、人気な作家やブランドのものは販売開始後すぐに完売になることもしばしばでてきました。

人気のお節句人形ブランドは10月~11月頃から販売を開始します。

雛人形は1月頃から、五月人形は3月頃から本格的に検討する方が一気に増えますが、その時期からの検討だと欲しい雛人形・五月人形(兜)が既に完売になってしまっていることが多いのです。

折角の一生に一度の贈りものになるので、お気に入りのお人形を手に入れるには、年内に検討することがおすすめです。

〇「初節句」とは?男の子・女の子それぞれの祝い方とお祝いのマナーを知っておこう!>

〇五月人形の購入時期は?飾る期間を踏まえたおすすめのタイミングを解説>

〇雛人形はいつ買う?おすすめの購入時期やふらここの販売スケジュールについて>

まとめ

以上、今回はお子さまのファーストバースデー(初誕生日)のお祝い方法や贈り物についてのご紹介をいたしました。

今はまだ物心がついていなくても、その日の様子を動画や写真に納め、成長したわが子に見せてみるのもきっと素敵な思い出になります。

一瞬一瞬が大切で愛おしい、1歳の大事な記念日をお過ごしいただけると幸いです。


この記事の監修者
代表取締役 原 英洋

1963年東京生まれ。祖父:原米洲(人間国宝)、母:原孝洲(女流人形師)。慶応義塾大学経済学部卒業後、大手出版社・集英社に入社。1987年父親の急逝により、家業である人形専門店に入社。1988年専務取締役就任。2008年に独立して株式会社ふらここを創業。女性活躍推進活動に注力し、2015年に経済産業省『ダイバーシティ経営企業100選』の認定を受ける。
スタッフ全員に光をあてたチーム体制を大切にし、人形業界全体の再興を見据え、「お客様に望まれる商品が多く作られるようになれば、業界も元気が出てくる。その先駆けになるものづくりを進める」ことをモットーとし、日本の美しい文化を次世代に伝えていくことをミッションとする。

代表取締役 原 英洋