
お子さまの誕生というかけがえのない瞬間を、特別なかたちで残したい。そんな想いに応えるアイテムとして注目を集めているのが『名前旗(命名旗)』です。
命名書や命名ボードといった定番の記念品に加え、旗のように飾れる命名書=名前旗(命名旗)は、見た目にも華やかでインテリアにも映えることから、出産祝いや初節句の贈り物として、近年人気が高まっています。
名前旗(命名旗)って何?いつ買うのがベスト?
名前旗(命名旗)とは、お子さまの「名前」や「生年月日」などを、布地や木製の板などに加工した装飾アイテムです。名前入りの命名書を、タペストリーや旗のかたちにアレンジしたものといえるでしょう。
名前旗(命名旗)は主に節句人形を取り扱う人形店で販売されています。戦国時代の戦場で敵・味方を区別するために掲げられた『幟旗(のぼりばた)』がルーツとされています。そのため、初節句に向けて雛人形や五月人形と一緒に購入されることが多く、雛人形・五月人形と相性が抜群のアイテムです。
しかし、飾る時期や期間に明確な決まりはないので、節句に限らず以下のようなさまざまなシーンでも活躍します。
- お七夜(命名式)
- お宮参り
- お食い初め
- 初節句(桃の節句・端午の節句)
- ハーフバースデー・1歳の誕生日
- 七五三
また、刺繍入りのものや木彫り風のもの、現代的なカラーコーディネートを取り入れた可愛らしいデザインのものなど、近年は種類も豊富で出産祝いのギフトとしてもぴったりです。
一般的に受注生産品(オーダーメイド)のため、節句やイベントの1〜2か月前には注文しておくのがおすすめです。
ふらここ公式サイトでは、毎年11月1日より新作の名前旗(命名旗)が登場します。
ふらここ楽天市場店では、節句人形販売シーズン以外でも名前旗(命名旗)を購入できます。
※2025年5月現在 男の子用の取り扱いのみ

命名書と名前旗(命名旗)って何が違うの?
赤ちゃんの誕生や命名を記念するアイテムとして、「命名書」と「名前旗(命名旗)」は混同されがちですが、実は用途やデザインに違いがあります。
命名書とは、赤ちゃんが生まれて7日目の夜に執り行う『お七夜(命名式)』で用いる紙製の書面で、正式には以下のような情報が記載されます。
- 赤ちゃんの名前
- 赤ちゃんの生年月日
- 父親の名前と続柄
- お七夜の日付
- 両親の名前
一方、名前旗(命名旗)は赤ちゃんの名前と生年月日のみが記されることが多く、命名書よりも簡略的で、インテリアとしての意味合いが強く、装飾性を重視しているのが特徴です。
昨今は生活スタイルや家庭環境も多様化し、お七夜(命名式)も形式に拘らない略式的なものへと変化しており、名前旗(命名旗)は命名書のひとつとしても活用されます。
- 命名書=紙に書くもの(儀式用)
- 名前旗(命名旗)=飾って楽しむ旗タイプの命名書
名前旗(命名旗)は赤ちゃんの名前や生年月日に加え、家紋や生まれ年の干支など、お子さまのイメージに合った彩り豊かな色や絵柄のデザインが豊富です。そのため、ひな祭りやこどもの日などの特別な日の飾りとしてはもちろん、伝統行事やお子さまに関するイベント以外の場面でも気軽に飾れるので、「名入れギフト」としても個性を発揮できます。

初節句(桃の節句・端午の節句)で名前旗(命名旗)は必要?
名前旗(命名旗)の購入は必須ではないものの、雛人形や五月人形の脇に名前旗を添えるだけで、グッと華やかさが増します。節句飾りを通して「わが子のためだけの特別な空間」を演出できるため、用意されるご家庭も増加傾向にあります。
特にごきょうだいで、それぞれのお子さまに名前旗(命名旗)を用意すれば、一人ひとりの成長を祝う記念にもなるでしょう。
さらに、ごきょうだいで名前旗(命名旗)をお揃いで用意すると統一感も出るのでおすすめです。
ふらここでは雛人形・五月人形に合わせ、ナチュラルな色合いでコンパクトサイズの可愛らしい名前旗を多数取り揃えています。

どんな名前旗(命名旗)が人気?選ぶときのポイントは?
昨今は住宅事情に合わせてコンパクトな雛人形・五月人形が主流になってきているため、名前旗(命名旗)も小さいサイズが人気です。
また、節句人形店ならではの高級感あふれる金襴の生地に、お子さまの生まれ年の干支や健やかな成長を願う縁起の良いモチーフがあしらわれた名前旗(命名旗)は、和モダンなデザインで仕上げられており、お孫さまやご友人への出産祝い・ギフトとしても高い人気を誇ります。
縁起の良いモチーフと意味
- 桜:日本を象徴する花のひとつ。「繁栄」や「物事の始まり」を意味する
- うさぎ:ぴょんぴょんと飛び跳ねることから「跳躍」を意味する
- 鞠:丸いことから「良縁」や「家庭円満」を意味する
- 扇:先に向かうにつれて末広がりであることから縁起ものとされ、邪気を払うとされる
- 龍:天に昇る姿から「飛躍」や「出世」を意味する
- 虎:中国では古くから縁起ものとされ、たくましさを象徴し魔除けがあるとされる
- 鯉:鯉が滝を登り龍になるという中国に伝わる逸話から「立身出世」や「成功」を意味する
- 鷹:狩りで獲物をつかむことから「勝利」や「高い/貴い」ことを意味する

ふらここで人気の名前旗(命名旗)をご紹介!
【雛人形】お名前旗 人気ランキングTOP3
第1位:お名前旗-ミニ刺繍・白花だより
商品名:お名前旗-ミニ刺繍・白花だより / HOP-0010900
サイズ:横幅13㎝×奥行7㎝×高さ28㎝
価格:14,350円(税込 15,785円)
おすすめのポイント
白地に美しく彩られた流水柄の名前旗(命名旗)。名前と生年月日の刺繍は写真映え間違いなしのピンク色で、左右のタッセルとも相性◎です。クリアの土台はアクリル製で組み立ても簡単なコンパクトサイズです。

商品名:お名前旗-ミニ刺繍・菊うさぎ / HOP-0010800
サイズ:横幅13×奥行7×高さ28cm
価格:14,450円(税込 15,895円)
おすすめのポイント
格式高い縁起の良い花として知られる菊の華やかな文様に、愛らしい2羽のうさぎが刺繍であしらわれています。名前と生年月日は淡いラメが入ったピンクベージュのお色味で、やさしく可憐な名前旗(命名旗)に仕上げています。
第3位:お名前旗-ミニ刺繍・夢ねこ

商品名:お名前旗-ミニ刺繍・夢ねこ / HOP-0011000
サイズ:横幅13×奥行7×高さ28cm
価格:14,350円(税込 15,785円)
おすすめのポイント
早春の窓辺でねこが丸くなって穏やかに寝ている情景を、雪輪と梅の文様にねこと組み合わせて表現した名前旗(命名旗)。名前と生年月日の刺繍は、甘いテイストになりすぎないベージュの華やかなお色味です。
【五月人形】お名前旗 人気ランキングTOP3
第1位:お名前旗-ミニ刺繍・龍と柏餅

商品名:お名前旗-ミニ刺繍・龍と柏餅 / GOP-0011300
サイズ:横幅14×奥行9×高さ30cm
価格:13,600円(税込 14,960円)
おすすめのポイント
まるまるとした柏餅に飛びつく様子の龍を表現したなんとも可愛らしい名前旗(命名旗)。天然の木材を使った土台で住空間になじみやすく、温かみのある全体感が端午の節句にぴったりです。
第2位:お名前旗-ミニ刺繍・白花まる鯉
商品名:お名前旗-ミニ刺繍・白花まる鯉 / GOP-0010600
サイズ:横幅13×奥行7×高さ28cm
価格:14,450円(税込 15,895円)
おすすめのポイント
青い鯉が元気に飛び跳ねる爽やかな印象の名前旗(命名旗)です。鯉のまわりには梅と竹の刺繍がちりばめられ、華やかさが引き立ちます。名前と生年月日の刺繍は、飾る場所を選ばないナチュラルなベージュのお色味です。
第3位:お名前旗-ミニ刺繍・白虎に松

商品名:お名前旗-ミニ刺繍・白虎に松 / GOP-0010500
サイズ:横幅13×奥行7×高さ28cm
価格:13,450円(税込 14,795円)
おすすめのポイント
力強くもどこか愛嬌のある風合いの白虎に、松と松葉の文様を刺繍であしらった名前旗(命名旗)です。左右の金色のタッセルと、名前の黄色い刺繍が明るく煌びやかな印象です。
まとめ|名前旗(命名旗)は新しいかたちの命名書。成長を見守るギフトにも!
名前旗(命名旗)は、お子さまの「名前」を主役にした、新しいかたちの命名書です。初節句をはじめとしたさまざまな成長の節目に寄り添い、家族の思い出を彩るインテリアアイテムとしても近年人気が高まっています。
ふらここの名前旗(命名旗)は、すべてデザイナーが企画したオリジナルデザインです。お部屋になじみやすく飾りやすい名前旗(命名旗)は、ご両親だけでなく祖父母やご友人からの贈り物としても選ばれています。ふらここでは、贈る方・贈られる方どちらにも喜ばれる、上質で可愛いデザインを取り揃えています。
大切なお子さまの健やかな成長を願って、世界にひとつだけの特別な一枚を選んでみてはいかがでしょうか。
1963年東京生まれ。祖父:原米洲(人間国宝)、母:原孝洲(女流人形師)。慶応義塾大学経済学部卒業後、大手出版社・集英社に入社。1987年父親の急逝により、家業である人形専門店に入社。1988年専務取締役就任。2008年に独立して株式会社ふらここを創業。女性活躍推進活動に注力し、2015年に経済産業省『ダイバーシティ経営企業100選』の認定を受ける。
スタッフ全員に光をあてたチーム体制を大切にし、人形業界全体の再興を見据え、「お客様に望まれる商品が多く作られるようになれば、業界も元気が出てくる。その先駆けになるものづくりを進める」ことをモットーとし、日本の美しい文化を次世代に伝えていくことをミッションとする。
