小さな体で家族に喜びを与えてくれる長男には、端午の節句の贈り物にはぜひとも「心のぬくもりを感じられるもの」と思いっていました。すると、ふと出会ったのがふらここさんのお人形でした。小さいながらもその存在と表情に長男の心と体が包まれるようでした。 長男と出会う前までは「家族の喜びとは何か？」を考えてみると、いつも五感に頼るものばかりでした。しかし長男が我が家にきてからは、喜びとは「ともに在るときに感じるぬくもりのようなもの」と認識が変わりました。さらに本当の喜びとは短い時間で終わるものではなく、永遠に続くものという考えにも変わっていきました。本当に長男には感謝しかありません。 また、長男には家族だけでなくこれから出会う人たちへも喜びを与えてくれたらなあ・・・と分不相応な願いもあります。まさにふらここさんのお人形のような存在になってくれたらなあ・・・と思いました。 ふらここさんのお人形を手に取ってみてふと感じたことですが「ささやかな・・」という言葉が似合うのかなあと思いした。ささやかな親切、ささやかな気配り、ささやかな幸せ・・派手さも、偉大さもありませんが長男にはぴったりの形容です。長男が元気に育ってくれますように・・・。