海外の「こどもの日」を調査!国によって異なるお祝いの仕方をチェック

日本において「こどもの日」といえば、端午の節句でもある5月5日です。実は海外にも「こどもの日」はありますが、国によって日付や行事の意味合い、過ごし方が大きく異なります。

そこで、今回は「海外のこどもの日」をテーマに、いくつかの国を例に挙げながら日程やお祝いの仕方についてご紹介します。ぜひ日本の風習と比較するとともに、日本と海外の文化の違いにも注目してみてください。

 

5月5日は少数派!海外における「こどもの日」の日程とは

こどもの日は、海外(英語圏)では「Children’s Day」と言われます。日本では端午の節句に合わせて「5月5日」に設定されていますが、世界的には国連によって制定された「6月1日」や「11月20日」がスタンダードです。

このうち6月1日は「国際こどもの日(International Children’s Day)」で、1925年にジュネーブで開催された「子どもの福祉世界会議」によって制定されました。当時共産圏だった国(中国・モンゴル・ベトナム・ロシア・ポーランド・キューバなど)を中心に採用され、現在でも世界における約2割の国や地域でこの日を「こどもの日」としています。

また、11月20日は「世界こどもの日(World Children’s Day)」であり、1954年のこの日に国連はすべての加盟国に対して「こどもの日」を定めるように勧告しました。とはいえ日付はそれぞれの国に委ねる形を取ったことから、実際に11月20日に制定している国は少ないようです。

ちなみに、日本では1948年に古くから「端午の節句」として親しまれていた5月5日を「こどもの日」として定めていたため、この勧告によって日付を変更することはありませんでした。また、お隣の国・韓国も 同日に制定されています。

 

海外ではどうお祝いする?国によって異なる「こどもの日」の過ごし方

こどもの日には、日本では五月人形や鯉のぼりを飾ったり、柏餅やちまきを食べたりしてお祝いするスタイルが一般的です。海外でも「子どもが主役の日」という概念は共通しているものの、国によってお祝いの仕方に違いが見られます。

具体的にどのようにお祝いされているのか、いくつかの国に注目して「海外のこどもの日事情」を探ってみましょう。

・トルコ(4月23日)
トルコは、世界で最も早くこどもの日を制定した国と言われています。もともと4月23日は初めて国民議会が行われた「国民主権の日」でしたが、のちに初代大統領のケマル・アタテュルク氏によって子どもたちの祝日として制定されました。

この日は学校やスタジアムなどで発表会が行われたり、街中では赤い伝統衣装を着た子どもたちが行進したりと、国全体で盛大にお祝いされます。

・インド(11月14日)

インドでは大の子ども好きだった初代首相・ジャワハルラール・ネルー氏にちなみ、彼の誕生日である11月14日がこどもの日として制定されています。学校や地域で発表会や交流会、ピクニックイベントなどが開催されるほか、子ども自身が企画・準備した縁日が催されるなど大いににぎわいます。

・メキシコ(4月30日)

メキシコのこどもの日は4月30日です。この日は学校で特別行事が行われたり、授業がなくゲーム大会やコンテストが開催されたりと、さまざまなイベントが行われます。

また、家庭では大人から子どもにプレゼントを渡してお祝いする傾向があり、子どもにとってはクリスマスや誕生日と同じように特別な日です。こどもの日が近づくとデパートやスーパーではプレゼント用商品の特設会場が設けられ、街中が活気であふれます。

・ブラジル(10月12日)

ブラジルのこどもの日である10月12日は祝日で、各地で子ども向けのイベントが行われます。街はクリスマス前のようにセールやキャンペーンなどで盛り上がり、メキシコと同様に大人から子どもへプレゼントが贈られるケースが一般的です

また、10月12日はブラジルの守護聖人・聖母アパレシーダを祝う日でもあります。聖母アパレシーダはブラジルで信仰されている聖母マリアのことで、子どもたちは将来への願いを込めてマリア様にお祈りを捧げます。

 

子どもの健やかな成長を願う気持ちは「万国共通」

世界の「こどもの日」は多種多様で、国によって日付やお祝いの仕方が異なります。日本のように「五月人形を飾り、行事食を味わってお祝いする」といった伝統的な風習に従ってお祝いする事例は少なく、クリスマスや誕生日と同様の感覚で子どもが主役のイベントを開催したり、プレゼントを贈ったりするスタイルが多い印象です。

そういった「国による文化の違い」を知り、お子さまと共有されると面白いかもしれません。こどもの日への理解が深まるだけでなく、お子さまが海外に興味を持つきっかけにもなるでしょう。

そして、どの国にも共通する「お子さまの健やかな成長を願う気持ち」を大切にしながら、毎年のこどもの日を愛情たっぷりにお祝いしましょう。

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