2022年1月31日

雛人形 ひな祭り 飾り方

雛人形を飾る場所はどこがいい?風水的におすすめの方角やタブーな場所もチェック

雛人形を設置する際に、「どこに飾ろう?」と悩む方もいるのではないでしょうか。雛人形にはコンパクトな親王飾や大きなサイズの段飾りなどさまざまな種類があり、お迎えする雛人形にマッチする場所を確保することが大切です。

その際は「風水」の考え方も参考にされると、雛人形に最適な場所を見つけやすくなるかもしれません。

そこで、今回は「雛人形を飾る場所」をテーマに、基本的なルールの有無やおすすめの設置スペースをご紹介します。また、風水的に適した方角や避けたい場所も解説するとともに、一緒にチェックしておきたい「飾るタイミング」についてもまとめました。

ぜひ参考にしながら、ご自宅における雛人形のベストポジションを見つけてみてください。

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雛人形を飾る場所に関してルールはある?

3月3日の雛祭りに雛人形を飾る風習は古くから根付いていますが、設置場所に関しては特に決まったしきたりはありません。

基本的には「ご家族が集まりやすい場所」に飾るとよいでしょう。雛人形はお子さまの健やかな成長への願いを込めて飾るものなので、目に留まりやすい場所に設置して雛祭りの日をお迎えすることをおすすめします。

ちなみに、飾る場所には決まりがないものの、段飾りなどの「飾り方」にはある程度のルールがあります。段飾りの飾り方については以下の記事で詳しくご紹介していますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

〇段飾りの飾り方についてはこちら>

 

雛人形におすすめの設置スペースは「リビング」

雛人形はご家族みんなが集まる場所、目に留まりやすい場所への設置が適していることから、もしも飾る場所に迷ったら「リビング」をおすすめします。リビングはほかのお部屋に比べて広いため、雛人形用のスペースを確保しやすい点も大きな魅力です。

飾るお部屋が決まったら、雛人形が綺麗に見えるベストポジションを見つけましょう。たとえばサイズの大きな段飾りや収納箱が飾り台になるタイプの収納飾りなどは、床の上に直接置く、あるいは高さの低い台の上に設置するスタイルが向いています。

一方で男雛・女雛のみの親王飾のようなコンパクトなタイプの場合は、少し高さのあるキャビネットや本棚などの上がぴったりです。目に留まりやすいテレビ台の上も適していますが、静電気の発生によってホコリが付着しやすくなる点に注意しましょう。

 

【風水でみる】雛人形に適した方角と避けたい場所

「運気も意識しながら雛人形を飾る場所を決めたい」とお考えの方は、風水に注目してみるとよいでしょう。風水とは気の流れを整えることで幸運を呼び込むという考え方で、風水の考えを取り入れて設置することで運気アップを期待できます。

風水において女の子の運気が高まるとされるのは、「東南」の方角です。東南に雛人形を設置すると「木」のエネルギーを吸収でき、草花のようにすくすくと育つ、良縁に恵まれるなどと言われています。

また、風水的にもリビングが最適な場所とされているため、「リビングの東南」に飾ると幸運を呼び込みやすくなるでしょう。レイアウト的に東南が難しい場合には、南向きや東向きに設置することをおすすめします。

逆に、風水において雛人形に向いていないとされる場所は玄関です。玄関にお人形を飾ると「外からの良い運気がお人形に吸収されてしまう」と考えられているため、気になる方は避けるほうがよいでしょう。

※風水の考え方は諸説あります。ご興味をお持ちの方は、ぜひ風水の書籍やWEBサイトなどで調べてみてください。

 

飾る場所と一緒にチェックしておきたい「飾るタイミング」

雛人形をスムーズにお迎えするためには、飾る場所だけでなく「飾るタイミング」もチェックしておくことが大切です。飾り始める時期としては「立春(2月4日頃)から桃の節句(3月3日)の1週間前くらいまで」が最適と言われているため、「節分の次の日以降に早めに設置する」と覚えておくとよいでしょう。

飾り付けを行う日は、陽の気で満ちあふれる「晴れた日の午前中」がおすすめです。逆に雨の日や夜は陰の気が拡散されやすいことから、雛人形を飾るタイミングとしては適していません。

ちなみに雛人形を片付ける際にも、雨の日は避けて「晴れて空気が乾燥している日」を選びましょう。湿気の多い雨の日にお人形を出し入れすると、お人形を収納している間にカビが生えたり、シミができたりするリスクが高まるためです。

〇雛人形の飾る時期や片付ける時期について詳しくはこちら>

 

雛人形は「家族の集う場所」「縁起の良い場所」への設置がおすすめ

雛祭りはお子さまの健やかな成長を見守る大切な行事であることから、メインとなる雛人形は「ご家族みんなが集まりやすい場所」に飾るとよいでしょう。また、風水の考え方を参考にして「東南の方角」に設置することで、幸運を呼び込みやすくなると言われています。

もしも「リビングに映える雛人形を取り入れたいけれど、大きなサイズのものはスペースを確保しづらい」とお困りの場合は、ぜひふらここのラインナップをチェックしてみてください。コンパクトながらも華やかな雛人形をバリエーション豊富にご用意しており、ご希望のスペースやお好みのテイストにマッチするタイプがきっと見つかります。

〇おしゃれ&コンパクト!ふらここの雛人形ラインナップはこちら>

 

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この記事の監修者
代表取締役 原 英洋

1963年東京生まれ。祖父:原米洲(人間国宝)、母:原孝洲(女流人形師)。慶応義塾大学経済学部卒業後、大手出版社・集英社に入社。1987年父親の急逝により、家業である人形専門店に入社。1988年専務取締役就任。2008年に独立して株式会社ふらここを創業。女性活躍推進活動に注力し、2015年に経済産業省『ダイバーシティ経営企業100選』の認定を受ける。
スタッフ全員に光をあてたチーム体制を大切にし、人形業界全体の再興を見据え、「お客様に望まれる商品が多く作られるようになれば、業界も元気が出てくる。その先駆けになるものづくりを進める」ことをモットーとし、日本の美しい文化を次世代に伝えていくことをミッションとする。

代表取締役 原 英洋