2026年度の五月人形を先取り!早めに選ぶメリットは盛りだくさん


男の子の健やかな成長を願い、祝う端午の節句(子どもの日)。「いつ頃までに五月人形を準備すればいいの?」「どんな五月人形を選べば後悔しない?」と、お悩みの方も多いのではないでしょうか。

わが子に「特別な五月人形」を用意するためには、五月人形の販売時期や選び方を知ることがとても大切です。慌てずにじっくり選べるよう、早めのうちに準備を始めましょう。

この記事では、2026年度の五月人形はいつから販売されるのか、どのくらい前から準備を始めると安心なのか、そして昨年2025年度の人気傾向を詳しくご紹介いたします。ふらここが提案する五月人形の魅力もあわせてお伝えいたしますので、ぜひ最後までご覧くださいね。


2026年度の五月人形の販売はいつから?

「もう販売されてるの?」と驚かれる方も少なくありませんが、ふらここの五月人形は毎年11月から販売を開始いたします。販売に先立って10月初旬にはホームページをリニューアルして、次年度の五月人形の情報を公開いたします。

ふらここの五月人形は、すべて職人の手で丁寧につくられているため、追加生産ができません。気になる五月人形がある場合は、早めにチェックしておくのがおすすめです。詳しい販売スケジュールは、ふらここの公式サイトをご覧ください。


まだまだ先、はすぐにやってくる!いつごろまでに五月人形を準備すべき?

「5月5日はまだ先だし、慌てなくても大丈夫」と思っていたら、気がついたときには、もうシーズン最盛期なんてことも…

実は、五月人形の準備は年末までに済ませておくのが理想的なんです。というのも、いざ選ぼうとすると、「兜飾にしようか、お人形タイプにしようか」「鯉のぼりも飾る?」「サイズや色は部屋に合うかな?」など、意外と悩むポイントが多く、すぐには決められないことが多いからです。

慌てて選んで失敗しないようにするためには、じっくり比較検討する時間が必要です。

さらに、人気の五月人形は毎年、販売のピークを迎える前に完売してしまうことも。「いいな」と思った商品を逃さないためにも、11月〜12月のうちに購入するのが望ましく、遅くとも2月までには購入することをおすすめいたします。


じっくりお人形を選ぶ方へ 2025年度の五月人形の人気傾向について解説

「せっかくなら、たくさんの中から選びたい」そんな方に参考にしていただきたいのが、昨年2025年度の人気傾向。ふらここでは、多くのご家族に選ばれた五月人形には、以下のようなトレンドが見られました。


● 飾りやすい「コンパクトサイズ」が主流に

コンパクトで飾りやすいサイズが圧倒的に人気。以前のようにキャビネットや飾り棚の上に飾るばかりではなく、住居に備え付けの棚や出窓あるいは玄関など、よりいっそう省スペースに飾りたいと希望される方が多くなり、今まで以上にコンパクトな五月人形を求めるご家庭が増えています。

その中でも、ふらここの五月人形は特に小さめな横幅40cm以下のコンパクトサイズで、飾る場所を選ばず、収納スペースにも困らない、ママに優しい五月人形となっています。


・慶/T-000015800

https://www.furacoco.co.jp/gogatsu/product/T-000015800


● 段数は「平飾り」が圧倒的

かつては五月人形というと大きなサイズの三段飾りが主流で、スペースの広い「床の間」に、格式高く飾るのが一般的でした。しかし、近年は床の間のある住宅は少なくなり、家族が集まる「リビング」に飾るご家庭が多くなって、昨年2025年度は特に、平飾りタイプの五月人形が人気でした。


・若葉色に昇龍の兜(平飾りタイプ)/K-000650200

https://www.furacoco.co.jp/gogatsu/product/K-000650200


● 平均的な金額感は?

昨年2025年度は、7万円~10万円未満の五月人形が最も人気という結果に。次に、10万円~15万円の五月人形が人気でした。


・陽(組み立てケース入)/T-000022001

https://www.furacoco.co.jp/gogatsu/product/T-000022001


● 実際に購入が多かった時期

毎年、3月が一番の最盛期ですが、今シーズンは年内から検討をはじめるご家庭が例年以上に多く見られました。希望の五月人形を購入できるよう、品数の豊富な時期に準備をはじめるご家庭が増えているようです。


● 人気のお顔は赤ちゃん顔

昨年2025年度は特に、やさしい表情の赤ちゃん顔の五月人形(大将飾)に人気が集中しました。

1位:望/T-000120700
https://www.furacoco.co.jp/gogatsu/product/T-000120700

2位:勇/T-000121500
https://www.furacoco.co.jp/gogatsu/product/T-000121500

3位:翔/T-000119500
https://www.furacoco.co.jp/gogatsu/product/T-000119500


● 小道具は「鯉のぼり飾り」が大人気

五月人形と言えば、鯉のぼりをイメージされる方も多いと思います。

しかし近年はマンション住まいの方が増えたことや、大きな鯉のぼりを飾るのは手間が掛かることから、大きな鯉のぼりを見かける機会も少なくなりました。特に都市部では、ベランダに飾れる小さな鯉のぼりや屋内に置けるタイプが選ばれる傾向が強くなっています。

そして昨年2025年度は、室内に飾れるコンパクトサイズの「鯉のぼり飾り」が大人気でした。手軽に飾れるサイズ感だからこそ、多くのご家庭に選ばれているのでしょう。

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ママ好みの五月人形に人気が集中

ママが主体で五月人形を選ぶご家庭が増えていますが、2025年度は特に、かわいらしいママ好みの五月人形に人気が集中していました。

従来、五月人形は「強さ」や「逞しさ」を表現するものが多かったのですが、近年は五月人形にも「おしゃれさ」「やさしさ」「かわいらしさ」を求める傾向が強まり、昨年2025年度はその傾向がさらに強まっているのを感じました。


五月人形メーカーが増える中で見えてきたこと

最近では、ネットショップやSNSを通じて気軽に五月人形を購入できるようになり、新しい五月人形メーカーも次々と登場しています。

 選択肢が広がる一方で、注意したい点もあります。

● 「安さ」だけで選ぶ落とし穴

近年は価格を抑えた量産品も多く出回っていますが、中には素材や仕上げが粗雑なものも存在します。価格だけで選ぶと「思っていた質感と違う」「写真より安っぽい」といった失敗談も。
初節句だけではなく、その後も毎年ずっと長く飾り続けていくことを考えると、品質は重要な判断基準になります。

● 職人の手作りが、今、改めて注目されている理由

一方で、昔ながらの手仕事で丁寧に作られた五月人形には、時代を超えて愛される魅力があります。

一つひとつに込められた想いや技術、繊細な手仕事で生まれる表情や仕上がりには、量産品にはない温かさと個性が宿っています。
大切なお子さまの成長を願う行事だからこそ、手仕事の価値に魅力を感じて、丁寧に作られた五月人形を選ばれるご家庭が年々増えてきているのです。

その点、ふらここの五月人形は、職人がひとつひとつ丁寧に手作業で仕立てた、ぬくもりあるお人形。ただ飾るだけでなく、「家族の願いを形にするお人形」として、多くのご家庭から選ばれています。


ふらここの2025年度の売れ筋ランキング

 「どんな五月人形が人気なのか気になる!」という方のために、2025年度にふらここで特に人気の高かった五月人形ベスト5をご紹介いたします。

実際に多くのご家族に選ばれた五月人形だからこそ、来年2026年度も注目のアイテムばかり。ぜひ、選ぶ際の参考にしてくださいね。


・白群に菖蒲鯉の兜

商品名:白群に菖蒲鯉の兜/K-000401000

サイズ:横幅40×奥行30×高さ27.5cm

値段:79,990円(税込87,989円)

“幸福”と”平和”の象徴として古来より親しまれてきた鳳凰を、透かし彫りで鍬形にほどこした上品で美しい兜。目を惹くロイヤルブルーの忍び緒が、兜の美しさをプラスします。吹き返しには、鳳凰と組み合わさることでより大きな繁栄・幸福をもたらすとされている龍を彫金で仕上げました。

金沢の高級手すき和紙を使用したお屏風には、鯉のぼりと菖蒲(しょうぶ)の飾りをほどこし、お節句の楽しい雰囲気をぎゅっと詰め込みました。ゆらゆらと揺れる鯉のぼりのモビール付きの可愛さとおしゃれさを兼ね備えた飾り台とお屏風は、コンパクトサイズなので場所を選ばずお飾りいただけます。

https://www.furacoco.co.jp/gogatsu/product/K-000401000


・夢

商品名:夢/T-000011102

サイズ:横幅35×奥行27×高さ29㎝

値段:90,900円(税込99,990円)

爽やかな青空の下、元気にいっぱいに遊ぶ愛らしい男の子。伊達 政宗の兜をかぶって凛とたたずむ、可愛らしい大将飾です。

風薫る五月の青空の下で遊ぶ男の子をイメージしたお人形には、わが子への健やかなる成長の願いが込められています。お衣装は、京都・西陣で織り上げた格調高い琳派名物裂(りんぱめいぶつぎれ)で仕上げました。手には邪気を払う縁起ものとされる破魔弓を持ち、可愛らしく上品さを感じさせるお人形です。

お屏風には青空をイメージした和紙を使用し、その上に金粉をほどこすことで爽やかかつ上品に仕上げました。シンプルでありながらも質が高く、お人形をはじめ鯉のぼりや、菖蒲の花飾りをいっそう引き立てます。

ナチュラルな色味の飾り台と屏風はお部屋のインテリアに馴染み、コンパクトサイズなので飾り場所を選びません。

https://www.furacoco.co.jp/gogatsu/product/T-000011102


・紺碧に菊唐草の兜(平飾りタイプ)

商品名:紺碧に菊唐草の兜(平飾りタイプ)/K-000650100

サイズ:横幅28×奥行22×高さ27.5cm

値段:79,900円(税込87,890円)

広い海原を思わせる紺碧色の糸の色目があでやかな、おしゃれな兜飾。爽やかで無骨さがなく、すっきりとした印象です。

成人の両手のひらサイズで、小さすぎず存在感のある兜は、鍬形を差し込む鍬形台や吹き返しの装飾金具など、女性の装身具と同じ技法で繊細な細工がほどこされており、作者の名匠・総州 英凛(そうしゅう えいりん)による技巧が惜しみなく発揮されています。洗練された印象を感じる、ふらここ自慢の兜飾です。

ナチュラルな木目調の飾り台に、適度なツヤ感のある白いお屏風が、お住まいのインテリアに馴染みやすく場所を選びません。お屏風に描かれた蒔絵は、職人の手刷りで着彩されています。種類の異なる彩り豊かな菊と、優美な曲線を描く唐草の文様が兜に華を添え、凛とした存在感を与えます。

https://www.furacoco.co.jp/gogatsu/product/K-000650100


・勇(ケース入)

商品名:勇(ケース入)/T-000021501

サイズ:横幅32×奥行24×高さ25cm

値段:90,900円(税込99,990円)

大きな瞳の無垢な表情が、可愛らしさと安心感をもたらす五月人形。手に持たせた「菖蒲太刀(しょうぶだち)」は、その名の通り菖蒲の葉を刀に見立て、古くは子供たちが腰に携え遊んだことから、江戸時代後期には端午の節句の観賞品として刀を誇張した華美な造形となり親しまれました。お人形の脇を彩る花飾りと合わせて、菖蒲のような真っすぐな人生を歩めるようにと願いが込められています。

小さなお子様やペットがいらっしゃる方にも安心してお飾りいただけるガラスケース。場所を選ばないコンパクトで自然な風合いのデザインがお人形や兜を引き立ててくれます。背面の刺繍には三つの瓢箪がほどこされ「三拍(三瓢)子」であることから「順風満帆」を表します。

お人形と仲良く並んでいるのは、野沢民芸が製作を手掛ける寅のはりこ。菖蒲が描かれたオリジナルデザインで愛嬌満点です。

https://www.furacoco.co.jp/gogatsu/product/T-000021501


・春色に龍とうさぎの兜(収納タイプ)

商品名:春色に龍とうさぎの兜(収納タイプ)/K-000520300

サイズ:横幅25×奥行19.5×高さ42cm

値段:68,500円(税込75,350円)

天を駆ける昇龍は、あらゆる邪を征して繁栄をもたらす神的な力の象徴として古くから親しまれてきました。この縁起の良い昇龍の文様を、鍬形の透かし彫りや吹き返しの彫金などに美しく装飾した上品な兜飾。名匠・上原 玉鳳が、伝統技法の粋を凝らして仕上げた優美な兜飾です。

愛らしいうさぎと美しい桜柄の蒔絵をほどこした飾り台とお屏風。うさぎは飛び跳ねることから「飛躍」の象徴として、古来から日本人に愛されてきた吉祥文様。光沢のある紀州塗で丁寧に仕上げました。

https://www.furacoco.co.jp/gogatsu/product/K-000520300


まとめ

五月人形の準備は、早すぎるくらいがちょうどよいと思います。
特に、わが子の健やかな成長を願って飾る五月人形は、一生に一度の大切な贈り物。妥協せず、じっくりと選ぶ時間を持てるとよいですね。

2026年度の販売スタートは11月。 ふらここの五月人形なら、「わが子にぴったり」のひとつがきっと見つかります。
早めの準備で、お節句の日がより楽しみになると思います。早めのうちにじっくりとお人形選びを楽しんでくださいね。


この記事の監修者
代表取締役 原 英洋

1963年東京生まれ。祖父:原米洲(人間国宝)、母:原孝洲(女流人形師)。慶応義塾大学経済学部卒業後、大手出版社・集英社に入社。1987年父親の急逝により、家業である人形専門店に入社。1988年専務取締役就任。2008年に独立して株式会社ふらここを創業。女性活躍推進活動に注力し、2015年に経済産業省『ダイバーシティ経営企業100選』の認定を受ける。
スタッフ全員に光をあてたチーム体制を大切にし、人形業界全体の再興を見据え、「お客様に望まれる商品が多く作られるようになれば、業界も元気が出てくる。その先駆けになるものづくりを進める」ことをモットーとし、日本の美しい文化を次世代に伝えていくことをミッションとする。

代表取締役 原 英洋