投稿日:2022年12月27日 更新日:2023年9月25日

雛人形 ひな祭り 購入について

初節句のお祝いはいくら用意する?渡すタイミングもチェック

孫や甥っ子、姪っ子などが初節句を迎える際に、「お祝い金はいくら包もう?」とお悩みの場合もあることでしょう。金額に関して厳密な決まりはありませんが、一般的な傾向を押さえておくことで不安なくお祝い金の準備を進められます。

そこで、今回は『初節句のお祝い金』をテーマに、祖父母や兄弟、友人といった各関係性における金額の相場を詳しくまとめました。また、お祝い金を渡すタイミングについても併せて解説いたします。

金額が少なすぎて恥をかいたり、逆に多すぎて負担をかけたりすることのないように、ここでしっかりと確認しておきましょう。

\ まるっと解説!初節句のルールとマナー /

まずは初節句の基礎知識をチェック

初節句とは、赤ちゃんが生まれて初めて迎える節句のことです。男の子の場合は5月5日の「端午の節句」に、女の子の場合は3月3日の「桃の節句」に、赤ちゃんの健やかな成長を願ってお祝いします。

初節句のお祝い方法に厳密な決まりごとはありませんが、男の子なら五月人形、女の子なら雛人形などの節句飾りを設置し、食事会を開くのが古くからの風習です。食事会には両家の祖父母を招待する場合や、パパ・ママのごきょうだいや友人も呼ぶ場合もあるなど、それぞれの家庭によって異なります。

なお、お祝いの気持ちを込めて贈り物をする際には、お祝い金を包んだり、プレゼントを渡したりするケースが一般的です。

 

【関係性別に見る】初節句のお祝い金相場

次に、初節句のお祝い金に関する一般的な相場を押さえておきましょう。ここでは「祖父母からのお祝い金」と「祖父母以外の親戚や友人からのお祝い金」の2パターンにおいて、目安となる金額相場をご紹介します。

・祖父母からのお祝い金の相場

祖父母から初節句のお祝い金を贈る場合の相場は、「5万円~30万円程度」と金額にかなりの開きがみられます。

というのも、祖父母からは雛人形や五月人形といった節句飾りを贈ることが多く、その購入費用をお祝い金として渡すケースが一般的です。そのため、お祝い金の金額は節句飾りの代金によって大きく左右される傾向があります。

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ちなみに、節句飾りを母方・父方どちらの祖父母が贈るのかは、ご両家で事前にしっかりと話し合って決めることが大切です。各ご家庭における習慣や地域に伝わる風習、金銭的な事情など、さまざまな面を考慮しながら相談しあうとよいでしょう。

〇参考:「五月人形は誰が買う?参考にしたい地域別の風習と近年の傾向」

〇参考:「雛人形は誰が買う?昔の風習や近年の傾向をチェック」

・祖父母以外の親戚や友人からのお祝い金の相場

祖父母以外の親戚(パパ・ママのごきょうだいなど)から初節句のお祝い金を贈る場合、金額の相場は5千円~1万円程度です。また、パパ・ママの友人・知人の場合は3千円~5千円程度といわれており、お祝い金ではなくベビー服やおもちゃなどのプレゼントを贈るケースも多くみられます。

 

初節句のお祝い金を渡すタイミングは?

祖父母から初節句のお祝いを渡すタイミングは、節句飾りを贈るのか、それともお祝い金を贈るのかによって異なります。

もしも節句飾りを祖父母自身が注文する場合には、遅くても初節句の3月3日、あるいは5月5日の1ヶ月ほど前に届くように注文しましょう。赤ちゃんのパパ・ママに好きな節句飾りを注文してもらって後からお祝い金を渡す場合は、準備期間を考慮して節句の2ヶ月以上前に渡すことをおすすめします。

また、節句飾り用ではなくお祝い金を渡す場合は、節句の2週間前頃か、食事会に招待されているのであれば当日に渡すのもよいでしょう。祖父母以外の親戚や友人からお祝い金やプレゼントを渡す場合も、同様のタイミングが適しているとされています。

なお、初節句のお祝い金は「紅白蝶結び」ののし袋に入れて渡すことが一般的です。入れる金額に応じて、以下のように袋の種類を使い分けるケースが多くみられます。

・3万円以下:水引が印刷されたのし袋
・3万円~10万円未満:水引が結ばれているタイプののし袋
・10万円以上:和紙などが用いられた豪華なのし袋

表書きには、基本的には水引の上に「御初節句御祝」「祝初節句」「御祝」などと書きますが、男の子用には「御初幟(はつのぼり)御祝」、女の子用には「御初雛(はつびな)御祝」と使い分けても素敵です。水引の下には、表書きよりやや小さい文字で送り主の氏名を記載します。

 

適切な額のお祝い金を用意して、初節句を温かくお祝いしましょう

今回は『初節句のお祝い金』をテーマに、金額の相場や渡すタイミングについて解説いたしました。

お祝い金は初節句を祝福する気持ちの表現なので、「いくら渡すべき」といった明確なルールはありません。ぜひここでご紹介した相場を参考にしながら、各ご家庭の考え方やご事情に合わせてお祝い金や贈り物を用意するとよいでしょう。

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この記事の監修者
代表取締役 原 英洋

1963年東京生まれ。祖父:原米洲(人間国宝)、母:原孝洲(女流人形師)。慶応義塾大学経済学部卒業後、大手出版社・集英社に入社。1987年父親の急逝により、家業である人形専門店に入社。1988年専務取締役就任。2008年に独立して株式会社ふらここを創業。女性活躍推進活動に注力し、2015年に経済産業省『ダイバーシティ経営企業100選』の認定を受ける。
スタッフ全員に光をあてたチーム体制を大切にし、人形業界全体の再興を見据え、「お客様に望まれる商品が多く作られるようになれば、業界も元気が出てくる。その先駆けになるものづくりを進める」ことをモットーとし、日本の美しい文化を次世代に伝えていくことをミッションとする。

代表取締役 原 英洋