投稿日:2022年12月27日 更新日:2023年9月25日

雛人形 ひな祭り 購入について

雛人形の選び方とは?チェックしたい6つのポイント

女の子の初節句に向けて、ぜひこだわって選びたい「雛人形」。お子様の健やかな成長を願って飾る大切な贈り物だからこそ、お気に入りのタイプを見つけたいものです。

しかし、一口に雛人形といってもさまざまな種類があり、商品によってサイズやデザイン、価格などが大きく異なります。選ぶ楽しみがある半面、「何を基準に選べばいいのかわからない」とお悩みの場合もあることでしょう。

そこで、今回は『雛人形の選び方』をテーマに、商品選びの際にチェックしたい6つのポイントについて詳しく解説いたします。

満足の雛人形選びに向けて、ぜひ参考にしてみてください。

 

【チェックポイントその1】大きさ

まずチェックしたい点は、雛人形の大きさです。雛飾り本体だけでなく収納する箱のサイズ感にも注目しながら、ご自宅に設置・収納しやすいものを取り入れるとよいでしょう。

もしも飾る場所や収納スペースが限られる場合は、男雛・女雛のみで構成される「親王飾」がおすすめです。棚の一角やテレビの横などのちょっとしたスペースにも飾りやすいコンパクトなタイプが多く、「シンプルでかわいい」「インテリアに馴染みやすい」といった点においても人気を集めています。

▼ふらここでは、横幅40cm程度のコンパクトな親王飾を種類豊富にご用意しております


https://www.furacoco.co.jp/hina/product/MI-01122501

 

▼豪華な「十五人飾」でも横幅45cm程度で、省スペースに設置・収納できます


https://www.furacoco.co.jp/hina/product/MI-01423601

 

【チェックポイントその2】お人形のお顔

お雛様のお顔も、雛人形選びにおいてぜひ注目したいポイントです。現代の雛人形においては、主に以下の2タイプのお顔が主流となっています。

・切れ長のすまし顔
昔ながらの日本人形に多く用いられているお顔で、荘厳で格式高い雰囲気が特徴的なタイプ

・丸みがあるやわらかな表情のお顔
赤ちゃんをモチーフにしたタイプもあるなどかわいい雰囲気のお顔で、ほのぼのとした温かみのある印象のタイプ

 

ちなみに、ふらここの雛人形のお顔は『どこか我が子に似ている、ずっと眺めたくなるかわいい赤ちゃん顔』がコンセプトです。 20種類の個性豊かなお顔をご用意しており、お好みのテイストやお子さまの雰囲気に合わせてお選びいただけます。

▼ふらここオリジナルのお顔の一例:「あいあい」

お気に入りのお顔がきっと見つかる!ふらここの20種類のお顔はこちら>

 

【チェックポイントその3】お人形の衣装

好みのお人形かどうかをチェックする際は、お顔だけでなく衣装にも注目してみるとよいでしょう。生地に用いられる「素材」や「色味」によっても、雛人形全体の雰囲気が大きく変わります。

・雛人形の衣装に用いられる「素材」について

雛人形の衣装には、上質な絹を100%使用した「正絹(しょうけん)」が用いられている場合もあれば、ポリエステルのような化学繊維で織られたタイプもあるなどメーカーや商品によってさまざまです。

たとえば正絹の衣装はなめらかな質感で高級感があり、放湿性が高いことからカビが発生しにくい、ホコリが付着しづらいなどのメリットがあります。一方、化学繊維の生地で織られた衣装は耐久性に優れている点が魅力ですが、テカリやごわつきなどの特徴がみられます。

・雛人形の衣装における「色味」について

昔ながらの雛人形においては、男雛には黒色、女雛には赤色の衣装が多く用いられていました。近年ではパステルカラーのようなかわいいテイストの色味を取り入れた衣装が増えてきており、洋風なお部屋にも馴染みやすい印象です。

和室に飾るなら古典的な色味のタイプを、モダンなインテリアに合わせるならかわいい色味のタイプを選ぶなど、設置場所の雰囲気と照らし合わせながら検討するとよいでしょう。

 

【チェックポイントその4】台屏風やケースのデザイン


https://www.furacoco.co.jp/hina/product/ME-01190200

 

台屏風やケースのデザインも、雛人形の雰囲気を大きく左右する要素です。

たとえば昔ながらの雛飾りには、金箔が貼られたもの、春らしい梅や桜が描かれたものなどが多く用いられています。近年ではシンプルな無地の台屏風も多いですが、メーカーによっては縁起の良い柄を現代風にアレンジして取り入れていたり、個性のあるおしゃれな形状に仕上げていたりと、デザイン性に優れたタイプもみられます。

また、台屏風やケースの色味によっても全体の印象が変わるため、デザインや色合いがお部屋のテイストにマッチするタイプを探してみるとよいでしょう。

 

【チェックポイントその5】小道具

雪洞(ぼんぼり)や花飾りといった小道具も、雛人形選びにおいてチェックしたいポイントのひとつです。

たとえば雪洞には木や竹などの自然素材でつくられたものもあれば、プラスチック製のものもあり、デザインや色味によっても雰囲気が異なります。また、点灯タイプの場合はコード付きタイプとコードレスタイプの2種類があり、見た目や使い勝手が異なるため注意しましょう。

なお、小道具は基本的に雛人形セットのなかに含まれていますが、メーカーによっては単品での購入にも対応しています。雛飾りのバランスを見ながらお好みの小道具をプラスして、自分仕様にアレンジするのも素敵な楽しみ方です。

▼ふらここでは雪洞や花飾りなどの小道具を単品でもご購入いただけます

https://www.furacoco.co.jp/hina/product/HOP-0050600

 

〇ふらここでご用意しているお道具のラインナップはこちら

 

【チェックポイントその6】価格

雛人形は、価格についてもしっかりと検討したうえで選びたいところです。リーズナブルなものであれば5万円程度から、豪華 なタイプなら100万円を超えるものもあるなどピンキリで、お人形の数や種類のほか、使用されている素材の品質や織り・刺繍の技術によって価格が大きく変わります。

雛人形の価格相場については以下のコラムで詳しくご紹介しているので、ぜひ参考にしながらご予算について検討してみてください。

〇参考:「雛人形の相場はどのくらい?種類別に価格の目安を解説」

 

ひとつひとつの要素にこだわって、後悔のない雛人形選びを

雛人形を選ぶ際には、今回ご紹介したように「大きさ」「お顔」「衣装」「台屏風やケースのデザイン」「小道具」「価格」の6つのポイントに注目してみるとよいでしょう。設置・収納場所の広さやお部屋の雰囲気を踏まえつつ、ご予算と照らし合わせながら慎重に吟味することが、満足の雛人形選びにつながります。

多彩なタイプの雛人形をご用意しているふらここのサイトなら、ご希望にマッチするタイプがきっと見つかります。ぜひこだわってセレクトしたとっておきのお雛様で、お子さまの初節句を華やかにお祝いしましょう。

ふらここの雛人形一覧はこちら

 


この記事の監修者
代表取締役 原 英洋

1963年東京生まれ。祖父:原米洲(人間国宝)、母:原孝洲(女流人形師)。慶応義塾大学経済学部卒業後、大手出版社・集英社に入社。1987年父親の急逝により、家業である人形専門店に入社。1988年専務取締役就任。2008年に独立して株式会社ふらここを創業。女性活躍推進活動に注力し、2015年に経済産業省『ダイバーシティ経営企業100選』の認定を受ける。
スタッフ全員に光をあてたチーム体制を大切にし、人形業界全体の再興を見据え、「お客様に望まれる商品が多く作られるようになれば、業界も元気が出てくる。その先駆けになるものづくりを進める」ことをモットーとし、日本の美しい文化を次世代に伝えていくことをミッションとする。

代表取締役 原 英洋