投稿日:2022年3月30日 更新日:2023年9月25日

五月人形 購入について

五月人形はいる?いらない?用意するメリットや取り入れやすいふらここ商品をご紹介

男の子の初節句のお祝い感をぐっと高めてくれる、兜飾や鎧飾、大将飾といった五月人形。「お子さまの健やかな成長を願って飾る縁起物」として古くから取り入れられており、男の子が生まれて初めて5月5日の初節句を迎える前に用意することが一般的です。

しかし、近年ではさまざまな理由で「五月人形を購入しない」というご家庭もみられます。これから初節句を迎えるにあたり、「五月人形はいる?いらない?」と迷う方もいるかもしれません。

そこで、今回は「五月人形の必要性」をテーマに、いらないと考える理由や用意するメリットについて詳しく解説いたします。また、五月人形を購入する際にネックになりやすい「スペース」と「費用」の問題点に焦点を当て、気軽に取り入れやすいふらここの商品をピックアップいたしました。

ぜひ参考にしながら、一生に一度の大切な節句準備を慎重に進めていきましょう。

\ 初節句についても ここでおさらい😊 /

「五月人形はいらない」と考えるご家庭の主な理由とは

まずは五月人形を購入しないご家庭に注目し、「いらない」との判断に至る理由を探ってみました。主に以下の点がネックになっている傾向がみられます。

・スペースを取る
・お金がかかる(高額なケースが多い)
・出したりしまったりが面倒
・子どもが怖がりそう
・そもそも「節句」や「伝統」に興味がない

特に懸念点として多く挙げられるのが、スペースと費用の問題です。やはり昔ながらの五月人形においては高額で大きなサイズのタイプが主流であったことから、「気軽に取り入れづらい」というイメージが定着しているのではないかと考えられます。

しかし、近年においては場所を取らないコンパクトサイズのものや、費用を抑えた商品がぐんと増えてきました。また、飾る・しまうといった作業がしやすいタイプやお子さまが喜ぶような可愛らしいデザインのタイプもあり、現代のライフスタイルや趣味趣向にマッチする五月人形が主流になりつつある印象です。

 

親・子どもの双方にある、五月人形を用意するメリット

「五月人形はいらない」と考える方は一定数いるものの、男の子のお子さまをもつご家庭の約7割は五月人形を設置して端午の節句をお祝いされています。ここでは親側・子ども側それぞれにおいて、五月人形を用意する主なメリットを押さえておきましょう。

・親側のメリット

・お子さまへの想いや願いを形にできる
・お祝いの場を華やかに演出できる

親側における最大のメリットは、お子さまへの想いや願いを表現できること。五月人形は男の子の健やかな成長を願って飾る縁起物であることから、五月人形選びを通じてお子さまへの愛情を形にできます。

なかには赤ちゃんの祖父母様が購入を申し出るケースも多く、一緒に準備を進めることで「孫に五月人形をプレゼントしたい」という祖父母様の想いを尊重できます。

また、五月人形を設置することで特別感が高まり、お祝いの場がより一層盛り上がることも魅力のひとつです。最近では、五月人形とともにお祝いをした写真をインスタグラム等のSNSに投稿されている親御さまも増えています。

こだわってセレクトしたお気に入りの五月人形であれば、毎年の端午の節句がさらに待ち遠しくなるでしょう。

・子ども側のメリット

・思い出に残りやすい
・家族からの愛情を感じられる
・日本の伝統に触れられる

お子さま側のメリットとしては、やはり思い出に残りやすいことが挙げられます。五月人形を眺めながらお祝いの食卓を囲んだり、兜やお人形と一緒に写真を撮ったりと、家族みんなで楽しむ大切な行事としてお子さまの記憶に残りやすいでしょう。

また、親御様や祖父母様からの愛情を感じられる点も、お子さまにとって大きなメリットです。年齢を重ねるごとに「自分のために購入してくれた特別なもの」という認識が深まり、ご家族からの愛情を感じるなかできっと豊かな心が育まれます。

さらに、五月人形を通じて日本の伝統に触れられることも注目したい魅力です。五月人形を飾ることで「なぜ毎年5月5日には五月人形を飾ってお祝いするの?」「端午の節句って何?」といった疑問が自然と芽生え、お子さまが日本の伝統に興味を持つきっかけになるでしょう。

 

【結論】五月人形は用意するメリットのほうが大きい

五月人形の設置に関してはさまざまな考え方があり、「いらない」と考えるご家庭は無理に購入する必要はありません。しかし、五月人形を取り入れるメリットは親子双方にとって大きいため、ぜひ前向きに準備されてはいかがでしょうか。

たとえば「飾る場所や収納スペースがない」というご家庭ならコンパクトサイズのものを選ぶ、費用がネックなのであればなるべくシンプルで低価格な商品に注目するというように、希望条件に合う五月人形を探してみるとよいでしょう。

 

五月人形の懸念点を解消!ふらここのおすすめ商品をチェック

ふらここにはコンパクトサイズの五月人形が種類豊富に揃っており、ご自宅のちょっとしたスペースにも設置・収納しやすいタイプがきっと見つかります。また、さまざまな価格帯の商品をご用意しているため、ご予算に合わせて満足の五月人形選びを実現できるでしょう。

ちなみに、ふらここの五月人形は大将飾・兜飾・鎧飾の3種類で、お人形がメインの大将飾は「どこかわが子に似ていてかわいい!」「温もりのある雰囲気を演出できる」とご好評いただいております。お人形のみのタイプだけでなくお人形と兜がセットになっているタイプもあるので、ぜひお好みのテイストに合わせてお選びください。

また、兜飾や鎧飾は上品でおしゃれな印象のものが多く、スタイリッシュな雰囲気をお好みの方におすすめです。細部にまでこだわって仕上げた繊細なつくりである点も大きな魅力で、高級感あふれる空間を演出できます。

以下では五月人形の懸念点として挙げられることの多い「スペース」と「費用」の問題点に焦点を当て、ふらここのラインナップのなかから「省スペースに飾れる五月人形」と「比較的費用を抑えて取り入れられる五月人形」を2点ずつピックアップいたしました。ぜひ商品選びの際にお役立てください。

【省スペースに飾れる五月人形2選】

・勇(ケース入り)

商品名:勇(ケース入り)/ T-000021500
サイズ:横幅32cm×奥行24cm×高さ25cm
価 格:90,500円(税込99,550円)

~商品の特徴~

にっこりと微笑む大きな瞳のお人形が目を引く、コンパクトサイズの五月人形です。お人形の手には菖蒲太刀(しょうぶだち)、脇には菖蒲の花飾りを取り入れ、「真っすぐに伸びる菖蒲のようにすくすくと成長しますように」という願いを込めました。

お手入れや管理がしやすいガラスケース入りである点もおすすめポイントで、ナチュラルなデザインのためあらゆるインテリアにしっくりと馴染みます。

https://www.furacoco.co.jp/gogatsu/product/T-000021500

 

・透彫火焔鍬形の兜(すかしぼりかえんくわがたのかぶと)/ 収納タイプ

商品名:透彫火焔鍬形の兜(収納タイプ)/ K-000220500
サイズ:横幅25cm×奥行19.5cm×高さ42cm
価 格:67,000円(税込73,700円)

~商品の特徴~

省スペースでありながらも高級感を演出できる、シックな色合いの兜飾です。鍬形(くわがた)には古来より縁起の良い模様として親しまれている火焔(かえん)の装飾をあしらい、純金の鍍金(めっき)にて存在感たっぷりに仕上げました。

幅や奥行だけでなく高さも抑えたコンパクトなつくりなので、キャビネットの空きスペースやテレビの横などに気軽に設置していただけます。

https://www.furacoco.co.jp/gogatsu/product/K-000220500

【費用を抑えて取り入れられる五月人形2選】

・光

商品名:光(T-000012000)
サイズ:横幅39.5cm×奥行30cm×高さ32cm
価 格:69,500円(税込76,450円)

~商品の特徴~

「低価格でシンプルなデザインの五月人形が欲しい」とお考えの方には、こちらの大将飾がおすすめです。ふらここの大将飾のなかで最もリーズナブルな商品で、場所を取らないコンパクトなサイズ感もご好評いただいております。

あどけない表情のお人形や手描きの兜がほのぼのとした雰囲気で、ほっと心和む空間を演出できます。

※こちらの商品は在庫限りで販売終了の予定です。ご希望の場合はお早めのご注文をおすすめいたします。

https://www.furacoco.co.jp/gogatsu/product/T-000012000

 

・彫金飛龍中鍬形の兜(ちょうきんひりゅうちゅうくわがたのかぶと) / 収納タイプ

商品名:彫金飛龍中鍬形の兜(収納タイプ) / K-000220100
サイズ:横幅25cm×奥行19.5cm×高さ42cm
価 格:65,000(税込71,500円)

~商品の特徴~

お求めやすい価格でありながらも、細部にまでこだわって仕上げた兜飾です。シックな黒を基調に優しい緑色や朱色、ゴールドを差し色に取り入れ、気品あふれる雰囲気を演出いたしました。

飾り台とお屏風にあしらった美しい花の蒔絵も注目したいポイントで、お部屋全体が何とも優美な雰囲気に包まれます。

https://www.furacoco.co.jp/gogatsu/product/K-000220100

 

こだわりの五月人形で愛情たっぷりな初節句を

設置・収納スペースの有無や費用面における懸念から、「五月人形はいらない」と考えるご家庭もあるでしょう。しかし、五月人形を取り入れることで「お子さまへの想いや願いを形にできる」「お子さまが日本の伝統に興味を持つきっかけになる」といったさまざまなメリットを得られるため、ぜひご自宅に合うタイプをセレクトして初節句を迎えてはいかがでしょうか。

ふらここには、毎年飾るのが楽しみになるようなおしゃれな五月人形が豊富に揃っております。ぜひ以下のラインナップをチェックして、お子さまにぴったりなタイプを見つけてみてください。

ふらここの五月人形一覧はこちら>

\ 五月人形選びに迷ったら、この記事をチェック! /


この記事の監修者
代表取締役 原 英洋

1963年東京生まれ。祖父:原米洲(人間国宝)、母:原孝洲(女流人形師)。慶応義塾大学経済学部卒業後、大手出版社・集英社に入社。1987年父親の急逝により、家業である人形専門店に入社。1988年専務取締役就任。2008年に独立して株式会社ふらここを創業。女性活躍推進活動に注力し、2015年に経済産業省『ダイバーシティ経営企業100選』の認定を受ける。
スタッフ全員に光をあてたチーム体制を大切にし、人形業界全体の再興を見据え、「お客様に望まれる商品が多く作られるようになれば、業界も元気が出てくる。その先駆けになるものづくりを進める」ことをモットーとし、日本の美しい文化を次世代に伝えていくことをミッションとする。

代表取締役 原 英洋