男の子の初節句に向けて用意することの多い五月人形は、「お子さまひとりにつきひとつずつ」が望ましいとされています。とはいえ五月人形のなかには大きなサイズのものも多く、「兄弟分をどのように飾ればいいの?」「設置スペースがない場合はどうする?」などと疑問や不安を感じる方もいるかもしれません。
そこで、今回は「ご兄弟で飾る五月人形」をテーマに、ひとりにひとつとされている理由や複数ある場合の飾り方、選び方について詳しく解説します。さらには、2人目以降におすすめしたいふらここの五月人形も5点セレクトいたしました。
\ どれもコンパクトで飾りやすいから、2人目以降も安心💕 /
「五月人形はひとりにひとつ」の理由とは?
2人目の男の子における初節句を迎えるにあたり、「お兄ちゃんと兼用にしよう」とお考えのご家庭もあるかもしれません。しかし、五月人形や雛人形といった節句人形は、「お子さまひとりにひとつずつ」が好ましいと言われています。
その理由は、五月人形にはそのお子さまの「災厄を引き受ける」「身代わりになる」という意味合いがあるためです。また、「わが子が健やかに成長しますように、幸せな人生になりますように」といったご家族の祈り・願いを込めて飾られるものであることから、ご兄弟で共有するのではなく次男・三男にもひとつずつ用意することが望ましいとされています。
〇参考:「五月人形のお下がりNG」は本当?次男・三男にも1体ずつ用意するべき?
五月人形が複数ある場合の飾り方・選び方
五月人形が複数ある場合の飾り方に関しては、明確な決まりはありません。「お兄ちゃんのものを高い位置に設置するほうがいい?」などと飾り方を悩まれる場合もあるかもしれませんが、現代においては昔のような兄弟間の上下関係は存在しないため、ご兄弟で同じ高さに並べて飾るケースが多くみられます。
選び方についても特にルールはなく、お好みでセレクトして問題ありません。たとえば兜飾で揃えて統一感を持たせたり、兄には大将飾・弟には兜飾を用意してバリエーションを持たせたりと、ご希望のスタイルで楽しまれるとよいでしょう。
ただし、2人目以降の五月人形を選ぶ際には「サイズ感」を重視し、すでにお持ちのものと設置スペースとの兼ね合いを見ながら探すことが大切です。もちろん「サイズの大きさ=気持ちの大きさ」ではないため、スペースに限りがある場合はコンパクトなタイプを選ぶことをおすすめします。
もしも「五月人形を2つ飾れるスペースがない」「予算的に2つ購入するのは難しい」という場合は、2人目以降のご兄弟に「鯉かざり」や「つるし飾り」といったオプションアイテムを贈るのもひとつの方法です。五月人形よりコンパクト&リーズナブルでありながらも空間を華やかに演出でき、端午の節句のお祝い感もぐっと高まります。
〇高さのある兜飾にぴったり!ふらここの「鯉かざり 小(GOP-0050100)」
https://www.furacoco.co.jp/gogatsu/product/GOP-0050100
〇大将飾のかわいらしさがぐっと引き立つ。ふらここの「つるし飾り 『るんるん』(GOP-9110200)」
https://www.furacoco.co.jp/gogatsu/product/GOP-9110200
ご兄弟用としておすすめしたいふらここの五月人形5選
ふらここでは、ご兄弟で飾っていただきやすいコンパクトサイズの五月人形を種類豊富にご用意しております。なかでもおすすめしたい商品を用途別にご紹介するので、「兄弟で並べて飾ってにぎやかにお祝いしたい」とお考えの方はぜひ参考にしてみてください
また、ふらここBlogでは、 五月人形同士の「兄弟(姉弟)コーディネート」をご紹介しています。よろしければ見てみて下さい。https://www.furacoco.co.jp/blog/2024/6003
【兄弟で揃えたい場合におすすめの五月人形】
ご兄弟でテーマを揃えて飾りたいご家庭には、「牛若丸」と「弁慶」をモチーフにした以下のタイプがおすすめです。牛若丸と弁慶においては古都の五条大橋にて対峙した逸話が有名で、どちらも兜×お人形のセットなので空間に統一感が生まれます。
・健(牛若丸)/ すこやか(うしわかまる)
商品名:健(牛若丸)/ T-000022500
サイズ:横幅40cm×奥行28cm×高さ27cm
価 格:99,800円(税込109,780円)
https://www.furacoco.co.jp/gogatsu/product/T-000022500
・陸(幼弁慶)/ りく(おさなべんけい)
商品名:陸(幼弁慶)/T-000023000
サイズ:横幅40cm×奥行29.5cm×高さ29.5cm
価 格:99,500円(税込109,450円)
https://www.furacoco.co.jp/gogatsu/product/T-000023000
【バリエーションを持たせたい方におすすめの五月人形】
「長男には兜を贈ったから、次男には異なる雰囲気のものを用意して楽しく飾りたい」などとバリエーションを持たせたいご家庭には、さまざまなアイテムを組み合わせた五月人形が向いています。ふらここではお人形と兜がセットになったにぎやかな大将飾を多く取り揃えており、小さな兜の存在によって兜飾との統一感も演出できます。
・伊達政宗の兜 小 銀仕立て
商品名:伊達政宗の兜 小 銀仕立て(K-000100300)
サイズ:横幅45cm×奥行27cm×高さ32cm
価 格:88,000円(税込96,800円)
https://www.furacoco.co.jp/gogatsu/product/K-000100300
・朗
商品名:朗(T-000020500)
サイズ:横幅40cm×奥行28cm×高さ27cm
価 格:93,000円(税込102,300円)
https://www.furacoco.co.jp/gogatsu/product/T-000020500
【できるだけ省スペースに飾りたい方におすすめの五月人形】
設置・収納スペースが限られる方に向けて、ふらここのラインナップのなかでも特にコンパクトな五月人形を2点ピックアップいたしました。小さなサイズでありながらも存在感抜群で、高級感あふれる雰囲気をお楽しみいただけます。
かわいいタイプをお好みの場合は大将飾、スタイリッシュに飾りたい場合は兜飾というように、お好みに合わせて取り入れてみてください。また、ご兄弟で同じシリーズの色違い、柄違いなどで合わせていただくと、バランスよく飾れるためおすすめです。
・勇(いさみ)
商品名:勇(ケース入り) / T-000021500
サイズ:横幅32cm×奥行24cm×高さ25cm
価 格:90,500円(税込99,550円)
https://www.furacoco.co.jp/gogatsu/product/T-000021500
▼「勇」と同じシリーズで揃えたい方にはこちらがおすすめ!
・護(まもる)
商品名:護(ケース入り) / T-000021600
サイズ:横幅32cm×奥行24cm×高さ25cm
価 格:90,500円(税込99,550円)
https://www.furacoco.co.jp/gogatsu/product/T-000021600
・透彫火焔鍬形の兜(すかしぼりかえんくわがたのかぶと)
商品名:透彫火焔鍬形の兜 (収納タイプ) / K-000220500
サイズ:横幅25cm×奥行19.5cm×高さ42cm
価 格:67,000円(税込73,700円)
https://www.furacoco.co.jp/gogatsu/product/K-000220500
▼「透彫火焔鍬形の兜」と同じシリーズで揃えたい方にはこちらがおすすめ!
・彫金梅鶯の兜(ちょうきんうめうぐいすのかぶと)
商品名:彫金梅鶯の兜 (収納タイプ) / K-000220600
サイズ:横幅25cm×奥行19.5cm×高さ42cm
価 格:67,000円(税込73,700円)
https://www.furacoco.co.jp/gogatsu/product/K-000220600
五月人形はひとりにひとつずつのお守り。こだわって選びましょう
五月人形には、お子さまを災厄から守る「身代わり」や「お守り」といった意味合いが込められています。ぜひ2人目以降のご兄弟にもひとつずつ五月人形を用意して、毎年の端午の節句を盛大にお祝いされてはいかがでしょうか。
ふらここでは、場所を取らずに設置・収納できるコンパクトサイズの商品をバリエーション豊かに取り揃えております。また、ご兄弟用として気軽に取り入れやすい「鯉かざり」や「つるし飾り」といったオプション商品も充実しているので、ぜひ以下のラインナップをチェックしてみてください。
おしゃれ&コンパクトに飾れる商品がたくさん!ふらここの五月人形ラインナップはこちら>
今回はセット商品をご紹介しましたが、ふらここでは実は単品人形の取り扱いもあります。ふらここブログで紹介しているので見てみてくださいね。https://www.furacoco.co.jp/blog/2024/5865
\ 五月人形をさらに豪華に見せたいときに🥰 /
1963年東京生まれ。祖父:原米洲(人間国宝)、母:原孝洲(女流人形師)。慶応義塾大学経済学部卒業後、大手出版社・集英社に入社。1987年父親の急逝により、家業である人形専門店に入社。1988年専務取締役就任。2008年に独立して株式会社ふらここを創業。女性活躍推進活動に注力し、2015年に経済産業省『ダイバーシティ経営企業100選』の認定を受ける。
スタッフ全員に光をあてたチーム体制を大切にし、人形業界全体の再興を見据え、「お客様に望まれる商品が多く作られるようになれば、業界も元気が出てくる。その先駆けになるものづくりを進める」ことをモットーとし、日本の美しい文化を次世代に伝えていくことをミッションとする。
