兜飾りや鎧飾りって・・・

こんにちは!ふらここスタッフHです🐶

 

現在ふらここでは、こどもの日に向けて、
スタッフが五月飾りの最終チェックをすすめています!
ひとつひとつ仕上げていく中で、「この子はもうすぐ完売!」と聞くと
「人気者さん!さっそく頑張ってね!」と声をかけて応援する気持ちになりますね🐾

 

さて、ふらここといえば「こだわりの赤ちゃん顔」!
雛人形だけでなく、五月人形も、
見た人が優しい気持ちになる、自慢の愛らしい子達です!

 

でも五月飾りと言えば、一番に浮かぶのが
兜飾(かぶとかざり)」「鎧飾(よろいかざり)」の方も多いと思います。

 

ふらここでは「兜飾」「鎧飾」についても、
職人によりひとつひとつ丁寧な手作業で仕上げられた上質な逸品
ご家庭に飾りやすいコンパクトサイズでご用意しています。
デザイン性が高く「美しさ」が際立っているので、
スタッフHは汚れや傷のチェックをするとき、いつも緊張してしまいます🐶💦

 

 

今回はそんな「兜・鎧を飾るのって・・・どう?」についてお伝えしていきます。

 

 

 

🐶🐾🐾🐾

 

 

 

戦いの道具でしょ?誰かを傷つけるものはちょっと・・・」
「パパはかっこいいって言うけれど、こわいから」

 

 

 

聞こえてきます、どこからともなくそんなが!
わかります・・・兜→武将と言えば戦国乱世の連想になりますね、

 

でも!誤解があります。

 

兜や鎧は「まもるもの」なんです!

 

そもそも五月五日、

端午の節句とは「健康を願っての厄払い(やくばらい)」が源流。

健やかに育ってほしい」そういう気持ちが根底にある行事です。

なので「邪気(じゃき)を祓う」「魔除け」「生命力」、
そういう意味が込められたモチーフが五月飾りにはよく使われます。

 

お家の中に、「身を護る鎧や兜」や「邪気を祓う(はらう)弓と太刀」を飾って、
良くないものからこどもをまもるセキュリティの意味があるわけです。

 

悪いものから我が子を護りたい!」、まさに親の愛情✨ですね~

 

つまり、
怒涛(どとう)の乱世を生きた武将の兜も、
なんだかこわい」じゃなくて
まもってくれて頼もしい」なんです🐶

 

「今年も我が子がすこやかに過ごせますように」という気持ちで
キラキラピカピカ兜飾鎧飾をお家に飾れば、
毎年の五月五日を「大切で、充実した日」として迎えられますね🐾

 

 

 

幼いころから我が子の成長をそばで見守る、「我が家の守り神さん
そんな「親しみやすい身近さ、なおかつ気品を感じる」兜飾・鎧飾、
スタッフHのおすすめしたい品を紹介します!

 

 

透彫菖蒲鍬形の兜(収納タイプ)(すかしぼりしょうぶくわがたのかぶと)


K-000220800

 

 

 

邪気を祓う」菖蒲(しょうぶ)の柄の、

彫金(ちょうきん)と透かし彫り(すかしぼり)
縅糸(おどしいと)の色は「菫(すみれ)色」、
袱紗(ふくさ)の色「緑色」で「ベストマッチ
屏風と収納箱の柄の色味ともダブル統一感があり最高です。

 

 

幾何学的(きかがくてき)な松葉(まつば)模様と舞う蝶、
神聖な雰囲気が気に入っています。

 

 

露草色に紫陽花の兜(つゆくさいろにあじさいのかぶと)


K-000400400

 

白い櫃箱(ひつばこ)と日輪(にちりん)の前立てが、

浄化」という品を感じさせながら
実は縅糸(おどしいと)には薄緑色が使われていて

優しい印象を見せる、そんなところにドキッ💘とします。
ベージュと白、慎み深い紫、お家に置いたら「ここは特別な場所
でも青い紫陽花(あじさい)に込められた思いは「家族団らん
見守ってくれる」という印象が素敵ですよね!

 

 

 

萌黄裾濃糸縅の鎧(もえぎすそごいとおどしのよろい)


Y-000330400

 

 

菖蒲の飾り、竹林の緑色、「生命力」の萌黄(もえぎ)色の鎧、
長くいつまでもそばにいてくれる、植物のような印象が魅力です。
ふらここの鎧のサイズ感と若々しい色合いが合わさると
幼いころからの「友達のような親しみやすさ」を感じます。
我が子の人生にある素敵な出会い🍀のひとつになりそうです。

 

 

 

🐶🐾🐾🐾

 

 

今回は、
「兜飾・鎧飾」は「こどもをまもりたい」という気持ちで飾る、
ということについてお届けいたしました。

 

春は出会い別れの季節、
環境の変化、成長していく大事な我が子、変わっていくものばかり
でもいつまでも変わらないものもありますよね、
年中行事は、朽ちることのない「親からこどもへの想い」を巡らせてくれます。
常にそばにある確かな想いを、目に見える形で表せると思うと
兜飾・鎧飾を飾るのも感慨深いものになりますね🐾

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
それでは引き続き人形工房ふらここブログをよろしくお願いします。

 

2023年8月18日

豆知識

心太 なんて読む??

 

こんにちは、ふらここスタッフYです。

 

少し前にはなってしまいますが、8月8日は立秋🍂

 

ということで、暦の上では秋に入りましたが

まだまだ暑い日は続きそうです・・・

 

私は小さいころから汗っかきなので、夏はいろんな意味でつらいです😂

1週間のうち3日くらいは白Tシャツ(笑)

 

 

夏よ 

 

はやく過ぎ去れ~~~

 

 

秋にスキップしておくれ~~~~~~

 

 

 

と空に願うも、祈り届かず😵

 

それならば、ちょっとでも暑さの中のを楽しんで

上手に乗り切りたい!!

 

 

さて、ここで突然の漢字クイズ!次の漢字なんて読む❓

 

 

心太

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正解は、ところてん

 

 

ですが、

こころふとこころぶと」と読んでも実は正解!笑

 

 

 

 

見たとおり「心に太い」と書くので、

当時は漢字そのままの読み方で呼ばれていたそうです。

 

でもクイズ番組だったら不正解になっちゃいますね🤣

 

 

 

そうめん      かき氷

    冷やし中華     アイスクリーム

 

なす     キュウリ     すいか

   トマト     ゴーヤ    

 

 

 

などなど、夏を涼しくする食べものや食材はたくさんあります🍉🍦

ところてんもそのひとつですね。

 

 

つるつると簡単に食べることができて

お酢の酸っぱさも体を元気にしてくれるので、

 

暑くて食欲があまりない日にはぴったり。

 

 

食物繊維が豊富で低カロリーということもあり、

小腹がすいたときに食べても罪悪感が少なくていいですね😋

 

 

🌻🌻🌻

 

 

そんなところてんの歴史はとっても古く、

始まりはなんと今から約1300年以上前の奈良時代

 

東大寺の正倉院に保管されている書物の中にも

心天」の表記で記録が残っているそう。

 

 

ひな祭りの起源は約1000年前の平安時代と言われているので、

それよりも前からところてんは存在していたのですね。びっくり😲

 

 

当時は希少な食べ物だったため

貴族を中心に食されていましたが、

 

江戸時代になると

現在の価格で30円前後の値段で手に入るようになり、

手頃なおやつとして庶民の間で普及しました。

 

 

夏がやってくると

天秤棒をかついだ「ところてん売り」が

突き立てのところてんをお皿に盛り、

 

 

「ところてんや~てんや~」と

江戸の町で売り歩いていたそうです。

 

 

ところてん売り 「和国諸職絵つくし」四巻より (貞享2年・1685年)

 

 

🌻🌻🌻

 

 

そういえば、私が小学生のときは

お豆腐屋さんがラッパを吹きながら近所を歩き回り

移動販売をしている姿をよく目にしましたが、

 

最近はほとんど見かけなくなりましたね。

 

 

いま思い出すと、その頃の音や情景が懐かしく

なんだかとてもあたたかい気持ちになります😊

 

 

 

お盆休みも終わり、夏の疲れが出てくるタイミング😣

ぜひ美味しくをとりながら、

お身体にお気をつけてお過ごしくださいませ🎐

 

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

2018年2月10日

雛人形について 豆知識

○雛人形、どう飾ったらきれいに見える?○

こんにちは、ふらここスタッフDです。

 

あっという間に

2月になりましたね!

雛人形をお飾りになった

ご家庭も多いのでは

ないでしょうか?

 

今回は、

「雛人形を綺麗に見せる

飾り方」を

ご紹介したいと思います。

 

記念写真を

撮影するときにも

とってもきれいに

見えますので、

ぜひ試してみてくださいね♪

 

○お屏風の幅を決める

 

開くタイプの

お屏風の場合は、

開いたときの幅も

見え方に関わってきます。

特に決まりはないので

お好みの幅に

開いていただいて

大丈夫ですが、

 

 

飾り台の幅に合わせて

開いていただくと

すっきりと綺麗に見えます。

 

 

○セットの真ん中を決める

 

飾り台とお屏風を

組み立て、

さあお人形を飾ろう!

というとき・・・

 

 

セットの真ん中を

おおよそ決めておくと、

お人形を綺麗に

飾りやすくなります。

 

 

 

 

五人飾以上であれば、

座官

(三人官女の真ん中のお人形)や

小鼓

(五人囃子の真ん中のお人形)の

お人形を真ん中の目印に

お飾りいただくと

わかりやすいです。

 

真ん中が決まったら、

左右対称になるように

お人形やお道具を

並べていきます。

 

 

このとき、

飾り台に対して

水平な目線で、

なるべく遠目から

並べていくようにすると、

真ん中がずれにくく

左右対称に飾りやすく

なります。

 

お人形は、

等間隔に並べると

より綺麗に見えます。

 

真ん中を決めることによって、

お人形やお道具の位置が

わかりやすくなり、

より綺麗に、

そして簡単に

雛人形を飾ることができます♪

 

○檜扇(ひおうぎ)の紐をそろえる

 

 

女雛(めびな=お雛様のこと)が

持っている

檜扇。

檜扇には長い紐が

ついています。

飾るときに

このようにしなければならない!

ということはありませんが、

 

 

紐をそろえて横に流すと

綺麗に見えます!

 

また、

両端から

紐が出ているタイプの場合は

 

 

 

前に垂らして

お飾りいただいても

綺麗です。

 

もし紐がよれてしまったり、

まっすぐに上手くまとまらない場合は、

紐全体にそっと

蒸気をあてて、

ティッシュなどの

やわらかいもので

紐全体を軽く包むと、

しばらくすると

紐がまっすぐきれいに

まとまります。

 

蒸気をあてることによって

紐が伸びやすくなるので、

紐にくせがついてしまった場合も

同様にしていただくと

まっすぐにすることが

できます♪

 

 

以上簡単にではございますが、

綺麗に見える飾り方を

ご紹介させていただきました!

 

少し気を付けるだけで

見え方はかなり変わってきますので、

皆さまもぜひ一度お試しください♪

 

 

ここまでお読みいただきまして、

ありがとうございました!

 

○つるし飾り○願うことのやすらぎ

こんにちは、ふらここスタッフDです。

 

リオオリンピックが始まりましたね!

日本も、もうメダリストの方々が誕生しています。

4年に一度の祭典、

ふらここスタッフもお人形たち一緒に、

選手の方々を応援しています♪

 

 

 

 

さて、今回は

新しく仲間入りするつるし飾りを、

少しだけ紹介します。

 

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今年は大変多くの新作が登場します!

その数、なんと14種類。

 

お人形の販売期間でないときは、

こういった新作の企画を行っています♪

 

 

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ふらここのお人形によく似合う、

やさしいお顔のお包み(おくるみ)人形。

 

ふわりと包まれたその幸せな姿に、

「風邪をひかないように」

「元気でいられるように」

という願いが込められています。

 

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寝ている子どもに、

お母さんが

そっと布団を掛けなおすような

温かみを感じるお人形です♪

 

 

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こちらは、

女の子の成長のお祝いに

ぴったりなうさぎ。

 

愛らしい姿が印象的ですが、

うさぎには神様のお使いとして、

呪力があるとされています。

 

魔除けの意味合いで、

子どもの厄を払う意味を持ちます。

 

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こんな可愛らしい見た目の子もいますが、

魔除け、というと

なんだか頼もしい感じがしますね☆

 

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こちらも愛らしく表現された金魚。

現在は桃の節句時期ではないですが、

暑い夏に見るのも

なんだか涼しげで

癒されるような気分になりませんか?

 

 

金魚の赤にも、

魔除けの意味があります。

また蓄財の意味や、

多産祈願の意味なども!

(一度にたくさんの

卵を産むことから)

 

 

余談ですが、

ふらここスタッフDは

都会から少し離れた場所に住んでいる

(のが関係あるのかどうかわかりませんが)

のですが、

お散歩をしていると

火鉢に入った金魚をよく見かけます。

その風情に毎回、

心が洗われるような癒しを

覚えます。

 

現在日本橋三越で開催されている

「アートアクアリウム」

の人気ぶりを見ても、

金魚には人を癒す力のようなものが

あるのだと実感しています。

 

つるし飾り自体が

江戸時代から伝わるものですから、

金魚はずっと前から

人々を癒してきてくれたのでしょう♪

 

 

 

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ほかにも色々なものが

ふらここらしく

可愛らしく表現されています☆

 

 

桃の節句を彩るつるし飾り、

そのいわれを調べてみるのも

楽しいですよ♪

 

 

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございました☆

 

 

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